日本電気（NEC）は、カラー印刷速度を従来機比約1.6倍に高速化したA4対応カラーレーザプリンタ「カラーマルチライタ7600C」と、A3・A4対応の「スキャナユニット」各1機種を発売した。価格は、カラーマルチライタ7600Cが207,900円、スキャナユニット（A3対応）が312,900円、スキャナユニット（A4対応）が207,900円。 カラーマルチライタ7600Cは、印刷速度をカラーで最高25ページ/分に高速化したのに加え、価格を現行機種より約2割減にすることで、価格性能比を大幅に向上させた製品。また、従来機では未対応であったPostScript 3や「メディアプリントキット」にもオプションにより対応している。 また、同時に発売されるスキャナユニットは、カラーマルチライタ7600Cや同1700Cと組み合わせることで、コピー機としても活用可能にする製品。コピー機能に加え、PDFや「DocuWorks」といったドキュメントフォーマット、JPEGやTIFFといった画像フォーマットへダイレクト出力することも可能。これらは出力先としてPCが選べるほか、電子メールに添付して送信したり、USBメモリに保存したりできる。 今回発売される製品は、プリンタとスキャナともに100BASE-TXのネットワークインターフェースを標準装備するほか、プリンタには両面印刷機能、スキャナには自動両面原稿送り装置が標準搭載されている。
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