ソフトバンクは7日、同社の子会社であるSB Holdings（Europe）（SBHE、英国）、韓SOFTBANK Korea（SBK、韓国）、ヤフー（日本）の3社が保有する、欧州および韓国のYahoo!グループ株式の全持分を米国ヤフーに売却すると発表した。 今回売却されるのは、SBHEが保有する「Yahoo! UK」「Yahoo! France」「Yahoo! Deutschland」と、SBKおよびヤフーが保有する「Yahoo! Korea」の株式すべてで、売却金額は合計で5億ドル（日本円で約590億円）。 今回ソフトバンクと米国ヤフーが取引に至った理由として、米国ヤフーが海外事業の強化を目指すために、当該事業会社を100％子会社化するものだと発表。また、ソフトバンクは今回の取引について、「投資活動を通じ高い資金効率を実現することができました。今後もこうした直接・間接の投資活動による投資収益の回収を行いつつ、より一層のブロードバンド事業の展開に邁進してまいります」と発表している。なお、同社は今回の売却を受け、2006年3月期第3四半期中に、有価証券売却益を約533億円計上する見込みだとしている。
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