人工知能は人間の夢を見るか?〜ケイ・オプティコム、来年2月にオリジナル連続ドラマ「キミのミカタ」を公開 | RBB TODAY
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人工知能は人間の夢を見るか?〜ケイ・オプティコム、来年2月にオリジナル連続ドラマ「キミのミカタ」を公開

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 ケイ・オプティコムは2006年2月から、オムニバス形式のオリジナル連続ドラマ「キミのミカタ」を公開する。ネット上に作られた人工知能の擬似人格が、人々と交流する物語だ。4つのストーリーで構成され、月〜金に毎日1話(約15分)ずつ配信される。同社ユーザでなくても視聴できる。

 同社によれば、毎日続きが更新される連続ドラマはインターネット初だ。河合福彦のオリジナル脚本を使い、完全な書き下ろし作品として制作する。

 同社ユーザには特典企画を用意するほか、ドラマと関連した各種コンテンツも配信するなど、ネットと放送の融合モデルを提案する。10月27日には、公式サイト「キミのミカタ」もオープンさせた。本編は同社ポータルサイト「eonet.jp」上で公開する。

 制作陣には、演出の中島敦などテレビドラマの制作スタッフを揃えた。主役は「ミスマガジン2004グランプリ」の小阪由佳。小野真弓がゲスト出演するほか、有名グラビアアイドルも多数登場する。

 インターネットが高度に発達した近未来の情報化社会。主人公の「ケイ」は、ネット上に作られた人工知能の擬似人格だった。パソコンとネット回線さえあれば、人々は世界中どこからでも彼女にアクセスできる。ディスプレイに映し出された彼女と話せる。

 「ケイ」はあくまでブロードバンドを使った「情報サービス」であり、彼女に「心」はない。ネットの大海を泳ぎ、だれかが求める情報を提供する。それが彼女の役割だった。

 だがある日、そんな「ケイ」に心が与えられた。知能をそなえ、進化していく彼女。変化したのは「ケイ」だけではない。彼女とコミュニケーションした相手も生まれ変わっていく。

 ひっこみ思案だった子が仲間に溶け込めるようになった。ちょっとおませな少年は初恋を知り、大人の世界をかいま見る。そんな彼らの胸いっぱいの感謝が「ケイ」に届いたとき、彼女に何かが起こった……。

 配信帯域は、2Mbps、500kbpsの2帯域。視聴にはWindows Media Playerを使用する。
《松岡美樹》
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