テレビ東京、地デジの系列局向けデータ配信用に米国Path1のIP映像伝送システムを導入
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Path1の同シリーズ製品は、昨年のスーパーボウルのライブ中継で米国のIP通信事業者Vyvxが採用し、放送品質ハイビジョン映像のIP伝送時代の幕開けとなったことで注目されたという。Vyvxは今年も、引き続き同製品を使用したハイビジョン映像でのライブ中継を実施し、スーパーボウル中継やプロフットボールの試合中継の80%に利用した。日本でも複数のキー局がハイビジョン映像素材のIP伝送用に採用を始めているが、テレビ東京は全国の系列局向けデータ放送配信向けで2番目の採用だという。
Path1のIP映像伝送システムは、高度なリアルタイムの誤り訂正機能を持ち、公衆IP網での放送品質映像伝送をも容易なものとした上、非同期網であるIP網上の伝送で映像クロックの同期をきちんと再生(クロックリカバリー)する画期的な製品だとしている。
創業は、この技術と高品質な日本のハイビジョン用MPEGエンコーダ・デコーダとを組み合わせた一体化製品(HD x1000) を、今年1月に自社ブランドでリリースしている。エンコード品質と映像IP伝送技術の頂点を組み合わせたこの製品は、7月に実施された「ディープインパクト計画」の一部として、ハワイにあるすばる天文台から東京へのリアルタイムでのハイビジョン映像IP伝送や、愛知万博会場を結んだ各種イベントなどに使用された。創業は今後、同シリーズを充実させ、JPEG2000、i-Link対応品を随時、市場投入していく計画だという。