国内のドラマビデオや音楽CDなどの海賊版を販売する香港の業者に次々と有罪判決 | RBB TODAY
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国内のドラマビデオや音楽CDなどの海賊版を販売する香港の業者に次々と有罪判決

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 コンテンツ海外流通促進機構(CODA)は18日、香港で日本コンテンツの海賊版販売容疑で逮捕・起訴されていた販売店管理者らに対して、現地の裁判所から著作権侵害罪による懲役刑の判決が次々と下されていると発表した。

 CODAでは、今年1月からCJマーク(コンテンツ海外流通マーク)事業に基づく侵害対策活動を、香港、台湾、中国で展開しており、CODAの要請を受けた現地取締り当局により、2005年1〜6月だけで計309件の摘発が行われているという。この摘発により、日本製映画、アニメ、テレビドラマ、ゲームソフト、音楽など全部で約98万枚の海賊版DVD/CDなどが押収され、65人が逮捕されている。

 特に香港では、CJマーク委員会、香港税関および現地調査機関(MPA:映画協会)との協議により、日本コンテンツにかかわる総合的な侵害対策活動が進んでいるという。これにより、海賊版製造工場を香港税関が一斉捜索し海賊版シンジケートを摘発、昨年1年間の押収量に匹敵する504台の海賊版DVD/CD複製機器(バーナー)などを押収したほか、オークションサイトにて流通していた日本コンテンツ海賊版(1万2,000枚)などの押収といった成果が上がっている。
《村上幸治》
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