野球の球団Webサイト利用と観客動員力に高い相関。ネットレイティングス4月分調査 | RBB TODAY
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野球の球団Webサイト利用と観客動員力に高い相関。ネットレイティングス4月分調査

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 ネットレイティングスは、2005年4月の月間インターネット利用動向調査結果に基づく注目トピックのレポートを発表した。今回のレポートでは、インターネットユーザーの野球に対する関心の高さと、球団Webサイト利用と観客動員力に高い相関が見られることが報告されている。

 プロ野球の開幕とともに12球団の公式サイトへのアクセスが一斉に増加し、球団別のサイト訪問者数では「阪神」(59.3万人)と「巨人」(54.7万人)が他球団を大きく上回った。また初めてIT・ネット企業が運営する球団として注目が集まる「ソフトバンク」(29.6万人)は4位、「楽天」(26.2万人)は5位と健闘している。

 この球団別サイト訪問者数を、4月の1試合あたり平均観客動員数と比較すると、1位から4位まではランキングが一致し、観客動員数が最も少ない「西武」はサイト訪問者数でも最下位になるなど、高い相関関係が見られたという。

 また、スポーツニュースやスポーツ情報の中でも「プロ野球」は最も人気が高いコンテンツとなっており、たとえば「Yahoo!スポーツ」におけるメニュー別訪問者数(家庭からのアクセス)では、プロ野球は333.5万人で、2位の競馬(75.5万人)、3位のサッカー(70.9万人)などほかの競技に比べて圧倒的に多い。それに加えてMLB(米メジャーリーグ)も52.6万人で4位となっている。

 同社の代表取締役社長兼チーフアナリストの萩原雅之氏は「人気低迷を言われるプロ野球ですが、ネットユーザーの関心は他のスポーツに比べて高いようです」とし、観客動員数と球団公式ウェブサイト訪問者数との高い相関について「ファンの獲得と維持のために、各球団ともウェブサイトの活用を真剣に考える必要があるようです」と述べている。
《小笠原陽介》
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