So-netは5月12日、一方的かつ大量に送信されてくるダイレクトメールやフィッシングメールなどの迷惑メール（スパムメール）に対し、So-netのサーバ上で自動的に判定／選別を行う「迷惑メール振分サービス」を、6月2日より無償にて順次提供開始すると発表した。 この迷惑メール振分サービスは、センドメール社の「Sendmail MailStream Anti-Spam Solution（Sendmail MAS）」を採用し提供されるもので、搭載されている迷惑メール判定エンジンは、全世界153か国120万ユーザ、1,600企業からリアルタイムに収集される迷惑メールを分析し、統計的判定を行っているという。 同サービスで提供される機能は以下のとおり。●迷惑メール判定機能 迷惑メール判定をSo-netのサーバ上で行い、迷惑メールと判定されたメールの件名に[meiwaku]の表記を付加する機能。ユーザが利用するメールソフトで受信箱とは別のフォルダへの自動振り分けを設定することで、受信箱で迷惑メールをほとんど見なくてもすむようになる。●パスリスト（判定回避）機能 ユーザがパスリストにメールの条件を設定することで、件名に[meiwaku]の表記を付加させないことが可能になる機能。●ブラックリスト（強制選別）機能 （今夏提供予定） ユーザが迷惑メールの条件を設定することで、強制的にメールの件名に[meiwaku]の表記を付加できる機能。これにより、迷惑メール判定とは別にユーザが独自に迷惑メールの選別を行うことが可能になる。●自動振分機能 （今夏提供予定） 迷惑メールと判定されたメールを、メールサーバ上でユーザごとに作られる迷惑メール専用フォルダに自動的に振り分けする機能。この迷惑メール専用フォルダへは、WebMailサービスを利用してアクセスできる。
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