マイクロソフト、偽造ソフトウェア防止のグローバルな施策を発表 | RBB TODAY

マイクロソフト、偽造ソフトウェア防止のグローバルな施策を発表

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 マイクロソフトは、2005年中にWindows Genuine Advantage(WGA)プログラムを拡大し、偽造ソフトウェアのリスクからユーザーを保護する取り組みを、技術、啓蒙活動および法的な側面から強化していくと発表した。

 ここでいう偽造ソフトウェアとは、不正コピーに基づく、正規版でないソフトウェアのこと。ユーザーがそれと知らずに偽造ソフトウェアを購入し、利用していると、必要なコードが不足していることがあるばかりでなく、ウイルスなどの悪意のあるコードが含まれているなど、セキュリティ上のリスクにさらされることもあり得としている。

 WGAは、Windowsの英語版を使用しているユーザー向けに、2004年9月に試験的に導入され、以来500万人以上のユーザーが自主的に参加した。これを踏まえてマイクロソフトは、2月7日から、WGAプログラムを以下のような形で拡張する。

1.マイクロソフト ダウンロードセンターで提供されているWGAパイロットプログラムの対象製品として、20か国語版のWindows XPを追加する。
2.ダウンロードセンターから提供されるWindowsを対象としたコンテンツを、順次パイロットプログラムの対象に含める。
3.ノルウェー語、チェコ語および簡体中国語版のWindowsを使用しているすべてのユーザーについて、ダウンロードセンターから正規のWindows コンテンツを入手するにあたって、このパイロットプログラムへの参加を必須とする。
4.このプログラムに参加した正規のWindowsユーザーには、総額450ドル以上に相当するソフトウェア特典を提供する。

 なお、中華人民共和国、ノルウェー、チェコにおいては、偽造されたWindows XPを販売されたことに気付いてWGAに参加したユーザーを対象に、正規のWindowsをディスカウント価格で購入する機会を提供するなどの合法化支援策を試験的に導入する。

 さらに、2005年の後半から、マイクロソフト ダウンロードセンターおよびWindows Updateにアクセスしてコンテンツを利用しようとするユーザーには、WGAへの参加が求められるようになる。ただし、セキュリティアップデートなど、重要度が高い項目に関しては、正規のWindowsへの移行に時間を要するユーザーを想定し、WGAへの参加にかかわらず、Windowsの自動更新機能経由での提供を継続する。

 マイクロソフトはまた、パートナー企業と協力して、ソフトウェアのアクティベーション手続きの中での出所に関する証明書(COA:Certification ofAuthenticity)の検証方法を変更することで、偽造ソフトウェアからユーザーを保護する施策を強化していくとしている。

●ソフトウェア特典は以下のとおり
 「Microsoft Photo Story 3 for Windows」の提供
 「Winter Fun Pack 2004」の提供
 「MSN Games」の一部コンテンツが50%引き
 「Microsoft Office OneNote 2003」の6か月試用権
 「Windows SharePoint Services」のホスティングが50%引き
 「Microsoft List Builder」が50%引き
 「Microsoft Office Outlook Live」の新サービスが30%引き
《小笠原陽介》

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