JANISは、6月よりIP電話サービスを本格展開する。開始時期については、各有線放送局やCATV局によって異なるため、対応が済み次第スタートするとのことだ。 同サービスではNTTコミュニケーションズのIP電話網に接続されているため、JANISのほか@niftyやOCNなどとの無料通話も提供される。ほか、国内PSTNへの発信も3分8円で利用できる。 料金は、初期費用が3,000円、基本料金は月額300円となる。サービスに必要なIP電話アダプタは、ADSLモデムとの一体型ではなく、外付けになるという。このIP電話アダプタは、レンタルはなく買い取りが必要で、個人向けが12,000円で、法人向けは2回線用が25,000円、4回線用が50,000円程度を予定しているとのこと。 なお、JANISのADSL接続サービスは標準でプライベートIPアドレスで提供されているが、IP電話を利用するユーザに対してはグローバルIPアドレスが付与される。また、スプリッタ、ADSLモデム、IP電話アダプタ、PCなどの機器はユーザで接続することになるが、同社では用途によって5つの接続例を示している。●JANISフォン 初期費用:3,000円 IP電話アダプタ代金:12,000円程度 基本料金:月額300円 国内PSTNへの発信:3分8円