いよいよ屋外での5GHz無線サービスが可能に ——総務省、電波法関係審査基準を改正
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今回の改正は、5GHz周辺(4.9GHz〜5.0GHzおよび5.03GHz〜5.09GHz)および、11GHz帯、15GHz帯を使用する場合の審査基準を変更するというもの。このうち、ブロードバンドインターネットサービスに関連するのは5GHz周辺の改正だ。この改正で、基準を満たせば、屋外でも5GHz用無線機器を免許無しで利用できるようになる。
最近では2.4GHz帯のまま高速通信を実現する「IEEE802.11g」の普及などの動きもあるが、無線アクセス専用に帯域が割り当てられる5GHz帯の魅力は小さくない。公衆無線LANサービスの高速化や家庭向けFWAサービスの普及などに弾みがつくことが期待される。