アップル、iCalおよびiSyncの新バージョンを配布開始 | RBB TODAY
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アップル、iCalおよびiSyncの新バージョンを配布開始

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アップル、iCalおよびiSyncの新バージョンを配布開始
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 アップルは、Mac OS X用のPIMソフト「iCal」の新バージョン1.0.2と、デバイス間のデータ同期ツール「iSync」の正式版であるバージョン1.0のオンライン配布を開始した。動作環境はMac OS X10.2.2以降。

アップル:iCal 1.0.2


 iCal 1.0.2は、従来バージョンにくらべ、パフォーマンスや安定性を向上させたもの。vCal形式ファイルおよびMicrosoft Office for Mac OS X同梱のメーラー/PIMソフトである「Microsoft Entourage」から書き出した情報のインポート機能が向上している。iCalはiCalendar形式でイベントやコンタクトリストの情報をユーザ間で交換でき、他のマシンとのシンクロには、メールや.Macのオンラインストレージを介した自動シンクロが行える。なお、同社ではメール経由の自動シンクロを行うためには、アップル純正の「Mail」アプリケーションを用いる必要があるとしている。

アップル:iSync 1.0


 iSyncは、Palmデバイス、iPod、Bluetooth採用のソニーエリクソン製携帯電話(日本国内では未発売)とMacの間でアドレスブック上のコンタクトリストやiCal上のスケジュールなどをシンクロさせるソフトウェア。このバージョン1.0では、Palmでバイスとの同期処理の高速化、およびメニューバーアイコンからの同期機能の呼び出しが行えるようになった。また、.Macアカウントのオンラインストレージを介して、複数台のMac間でデータのシンクロを行える。

 オンラインストレージからミュージックデバイス、PDAや携帯電話までワンアクションで情報を同期させられる点で、非常に強力なラインナップが揃ったことを感じさせる。しかし、アップル純正以外のソフトウェアでスケジュールやコンタクト情報を管理している場合にはこのかぎりではない。今後は、ローカルのアプリケーション間のシンクロも大きなテーマとなるだろう。
《RBB TODAY》
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