NTT東日本とNTT西日本は、平成14年度の接続料金の再申請をおこなったと発表した。12月6日にいったん申請されていたが、NTT東西で同一料金なのはおかしい(NTT東・NTT西それぞれのコストや需要を反映していない)として、総務省が認可しないと通知していた。 新しい料金申請では、多くのサービスメニューで東西で料金格差が出ており、専用線サービスや中継系光ファイバ、DSL接続などほとんどのメニューでNTT西の方が割高になる模様。ブロードバンド関連でエンドユーザに直接関わってくる部分として「DSL接続(いわゆる、月額のNTT回線利用料)」を例に取ると、以下のような改定となっており、東日本の値下げに対して西日本では値上げとなる。その他の接続料金:DSL接続の料金改定案・NTT東日本 電話重畳(タイプ1):168円/月(現行 173円/月) 専用回線(タイプ2):1690円/月(現行 1790円/月)・NTT西日本 電話重畳(タイプ1):176円/月(現行 173円/月) 専用回線(タイプ2):1803円/月(現行 1790円/月) このまま認可されれば、来年から西日本地域のユーザは東日本のユーザより、ちょっとだけ高い料金を払うことになりそうだ。