サン・コミュニケーションズ、AirH”/ブロードバンド両対応ルータ「Rooster」を発売 | RBB TODAY
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サン・コミュニケーションズ、AirH”/ブロードバンド両対応ルータ「Rooster」を発売

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サン・コミュニケーションズ、AirH”/ブロードバンド両対応ルータ「Rooster」を発売
  • サン・コミュニケーションズ、AirH”/ブロードバンド両対応ルータ「Rooster」を発売
 サン・コミュニケーションズは、AirH”とブロードバンドの両方に対応したブロードバンドルータ「Rooster」を11月25日より発売する。標準価格は16,800円。

サン・コミュニケーションズ:Rooster


 Roosterが対応しているのは、AirH”の32k/128kパケット方式による「つなぎ放題コース」およびフレックスチェンジ方式による「ネット25」。1回線分の契約で、複数台の端末が同時にAirH”経由でインターネットに接続可能となる。利用できるAriH”カードは、MC-P300(セイコーインスツルメンツ)、RH2000P(TDK)、CFE-02(NECフロンティア)、AH-G10、AH-H401C(本多エレクトロン)、AH-N401(NEC)。

 Roosterは、MIPSの32ビットCPUを搭載し、メーカー測定値で80Mbpsのスループット(FTP実行時)を持つ。Type II準拠のPCカードスロットを備え、AirH”カードや専用のIEEE802.11b準拠の無線LANカード「RoosterCard」を装着可能(RoosterのパッケージにAirH”カードや無線LANカードは含まれない)。WAN側に1ポート、LAN側に4ポートの10/100BASE-TXのイーサネットポートを備える。PCカードスロットについては、AirH”装着時にはWAN側ポートとして、無線LANカード装着時にはLAN側ポートとして機能する。なお、無線LANカードは2003年1月発売予定(価格未定)。

 ルータとしては、PPPoE対応、NAT、DHCPなど一般的なレベルの機能を備え、さらにVPN機能としてIP SECおよびPPTPのパスルーに対応。FireWall機能として、複数ポートを用いて通信を行うセッションに対しTCP/UDPレベルのプロトコルまで監視するPSIプラス機能を持つ。無線LANアクセスポイントとして動作する場合には、ESS-IDスクリーン機能により探索ツールからの発見を防ぐようになっている。その他、NetMeeting対応、複数の固定IPアドレス対応、バーチャルサーバ機能、DMZホスト機能、WAN側MACアドレス変更機能などを備え、これらの機能設定はWebブラウザから行える。さらに、今後のファームウェアのアップデートによりUPnPへの対応が予定されている。

 Roosterは「ありそうでなかった」タイプの製品であり、市場においても独特の存在感を発揮しそうだ。回線障害時のバックアップとしてAirH”を使えるメリットは意外と大きなものになるだろう。
《RBB TODAY》
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