オンラインゲームの元祖、PCゲームは韓国や米国で大ブレイク。まだまだ日本では普及しているとはいい難いが、興味深いタイトルが紹介されている。
・Phantagram Interactive
製品名:Shining Lore
韓国のPhantagramからは、韓国で20万人以上もの会員を誇るオンラインロールプレイングゲーム「Shining Lore」を出展。他のユーザとチャットしながらストーリーを展開していくこともできるし、将来的には音声チャットなども考慮されているという。日本にはこの夏登場するらしい。日本のRPGやアニメ制作に長年かかわってきたデザイナーが開発したとあって、キャラクターの雰囲気など日本人ユーザの好みにマッチしそうだ。
以下、OMPR(Online Marketing and Public Relations)という米国やオーストラリア、そして韓国からオンラインゲームコンテンツにかかわるベンチャー企業が集結したブースでの展示からご紹介しよう。
・JC Entertainment
製品名:Gabbins Family
韓国発のコミュニケーションゲーム。韓国ではすでにかなりの成功を収めているそうだが、今回はUS版を紹介。成功ポイントは「ガーシッリュ」なデザインと趣向。アバタのファッションやヘアスタイルの種類が豊富で、さながらバービー人形遊びの感覚だ。グラフィックがキュートでユーザの半数以上が女性というのも頷ける。小物や洋服を買ったり、ヘアスタイルを変えたりするのにはリアルのキャッシュが必要となるのが面白い。今後は、このバーチャルシティの中にオンラインショップを展開して、eコマースの拠点としてもビジネス展開を進めていく予定という。
・Net Devil
製品名:Jump Gate
同じくオンラインゲームを提供している会社。宇宙をテーマにしたオンラインコミュニケーションゲーム。ユーザは宇宙船の飛行士として自分の宇宙船を所有して宇宙旅行をしたり、宇宙基地をカスタマイズして他のユーザを招いたりすることができる。ソフトウェアはオンラインからダウンロード可能で、利用料は月9ドル95セント。アメコミ風なグラフィックが印象的。
・Auran
製品名:Auran Jet
Auranは、クオリティの高い3D映像を開発しゲーム企業に提供している会社だ。米国Matroxと提携して、オンライン航空機シュミレーションゲームのベースを構築している(2001年11月リリース)。専用の3面モニタに映し出されたシュミレーション映像はとても美しい。今回のE3ではAuran Jetの3Dゲーム開発キットおよび新しく出たサービスパックを紹介していた。
《RBB TODAY》
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