インターネットイニシアティブは、11月1日よりIPv6/IPv4デュアルスタックサービスの提供を開始すると発表した。デュアルスタックによる商用サービスの提供は世界初という。提供される通信速度は、1.5Mbps、128kbps、64kbpsの3タイプで、IPv6のアドレス割当はいずれも、/48(約10の24乗個)。月額料金は167,000円〜38,000円で、別途アクセス用の専用線料金が必要。 デュアルスタックはIPv6移行技術の一つで、v6パケットとv4パケットが同じ専用線上を混在して流れるため、トンネリング用のルータなどを使用せずにIPv6とIPv4を利用できるようになる。 当初提供エリアは東京と札幌で、大阪、名古屋、福岡には順次拡大されていく予定。 サービスの内容および料金は以下のとおり。1.5Mbpsサービス:(IPv4割当アドレス14個:1/16C) IPv6割当アドレス /48 (10の24乗個) 初期費用 50,000円 月額基本料金 167,000円1.5Mbpsサービス:(IPv4割当アドレス6個:1/32C) IPv6割当アドレス /48 (10の24乗個) 初期費用 50,000円 月額基本料金 117,000円128kbpsサービス:(IPv4割当アドレス6個:1/32C) IPv6割当アドレス /48 (10の24乗個) 初期費用 40,000円 月額基本料金 45,000円64kbpsサービス:(IPv4割当アドレス6個:1/32C) IPv6割当アドレス /48 (10の24乗個) 初期費用 40,000円 月額基本料金 38,000円(初期費用については、IPアドレス申請手数料および専用回線工事費用が別途必要。月額基本料金には、専用線利用料金は含まれない)