NTT ME、フレッツ・ADSLにデータ転送量で課金するサービスで対応。転送量1Gバイト以内なら月額800円 | RBB TODAY
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NTT ME、フレッツ・ADSLにデータ転送量で課金するサービスで対応。転送量1Gバイト以内なら月額800円

ブロードバンド 回線・サービス
 NTT MEの提供するインターネット接続サービス「WAKWAK」は、NTT東西の提供するフレッツ・ADSLサービスに、データ転送量で分けた2つのコースで対応するという他のISPが行っていない新しい方式で対応することにしたようだ。

 これは、大量に通信するユーザと一般のユーザを分け、使用量に応じた公平な料金体系によって、より多くのユーザにネットワーク環境を提供したいとの考えにもとづいている。

 ユーザは、データ転送量が1Gバイトまでの「ざんまいADSL」コースと無制限の「ざんまいADSLワイド」コースの2種類のどちらかを選択することになる。

 ざんまいADSLコースは、1Gバイトまでは月額利用料が800円と、他のISPと比較すると安い方の価格設定となっている。ただし、1Gバイトを超えると、100Mバイト単位で100円課金されるので、1か月いくら支払うことになるのかあいまいだ。一方、ざんまいADSLワイドは、データ転送量が無制限であるかわりに月額利用料が10,000円に設定されている。この利用料にNTT東西に支払うフレッツ・ADSLの利用料がプラスされるので、1か月のコストはどこよりも高くなる。

 また、最大速度は下り1.5Mbps、上り512kbpsと、今やほとんどのISPがこの速度を提供することになっているので、速度的には同じラインにいる。ただし、他にないサービスとして、固定IPアドレス1個を割り当てる「アドレスプラン」がオプションとして用意されている。このオプションは、初期費用が3,000円、月額利用料が2,000円で利用できる。

 「データ転送量」による課金は今までにない試みだけに、ユーザがどのような選択をするのか、非常に興味深いケースとなりそうだ。

 ざんまいADSL/ざんまいADSLワイドサービスは、既存のWAKWAK会員が25日より、新規会員は2月1日より受け付け、サービス開始となる。
《RBB TODAY》
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