ヤフーとソニー不動産は7日、業務提携契約を2日付で締結したことを公表した。あわせて、ソニー不動産の第三者割当増資をヤフーが引き受け、18億円を出資し、新たに資本参加する。ソニーも10億円の追加出資を行う。最終的な出資比率は、ソニー約56.3%、Yahoo! JAPAN約43.7%。 今回の提携は、日本国内の中古住宅流通市場とリフォーム・リノベーション市場の活性化が目的。具体的には、不動産情報サイト「Yahoo!不動産」と、ソニー不動産の売買仲介やプロパティマネジメントなどの総合不動産サービスを連携させ、新たなサービスを提供する。 第一弾としては、個人が自由に直接、家やマンションを売り出せる、新しい不動産売買プラットフォームを共同で開発し、2015年中に公開する。合理的な仲介手数料を設定し、プロによるサポートを提供。「Yahoo!不動産」にも無料掲載を行う。 当初は、東京23区のうち、都心6区(千代田区、中央区、港区、渋谷区、品川区、江東区)のマンションでスタートし、順次サービスエリアを拡大する予定だ。