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DNP、印刷物にスマホをかざすと情報が閲覧できる「QUEMA for Smartphone」開発

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 大日本印刷(DNP)は24日、雑誌やチラシ、ポスターなどに掲載されている画像をスマートフォンでかざすと、関連する動画や詳細情報などのコンテンツが閲覧できるアプリ「QUEMA for Smartphone(キューマ フォー スマートフォン)」を開発したことを発表した。

 同日より、Android搭載スマートフォン向けのアプリケーションとして提供を開始する。サッカーJ2チーム「ザスパ草津」のファン感謝デーイベント(2月25日開催)のプロモーションツールとして採用されており、ユーザーが、スマートフォンを選手の顔写真が掲載されたポスターにかざすと、今年の意気込みを語る選手の映像を見ることができる。

 「QUEMA(QUick and Easy Media Access)」は、人間の目で識別できないデジタルコードを電子透かし技術を用いて印刷物に埋め込む「DCコード」と、そのコードを読み取り、対応するコンテンツにアクセスするスマートフォン用アプリを組み合わせたサービス。従来DNPは、QUEMAを顧客企業向けの専用アプリとして開発し、顧客企業がAndroidマーケットやApp Storeに申請することでアプリを公開していたが、今回開発した「QUEMA for Smartphone」はDNPが汎用アプリとして公開する。これにより顧客企業は、アプリの開発や申請が不要となる。

 利用者は、DCコードを読み取った位置(場所)を、プロモーションを行っている企業に公開することもできる。公開した利用者は、来場ポイントや地域の特産物情報といった場所ならではの限定コンテンツを受け取ることが可能。

 DNPは、当アプリの販売およびQUEMAの仕組みを活用したプロモーションの企画・運用により、2013年度までに5億円の売上を目指すとのこと。iOS版についても早期実用化を目指す。
《冨岡晶》
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