ソフトバンクモバイル、800MHz帯におけるLTEシステムの実証実験を開始 | RBB TODAY
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ソフトバンクモバイル、800MHz帯におけるLTEシステムの実証実験を開始

ブロードバンド テクノロジー
実証実験イメージ図
  • 実証実験イメージ図
 ソフトバンクモバイルは28日、埼玉県熊谷市において800MHz帯および既存の2.1GHz帯を用いたLTEシステムの実験試験局の本免許を21日に取得したことを発表した。3月1日よりフィールドテストを開始する。

 今回の実験では、3GPP標準であるLTEに準拠したシステムを使用し、800MHz帯と2.1GHz帯の異なる周波数帯を用いたフィールド実証実験を同一エリアで実施する。市街地や開放地など都市構造が異なるエリアにおける電波伝搬特性や無線伝送特性を比較・評価するのが狙い。実験用基地局は、800MHz帯3局、2.1GHz帯3局が利用される。

 さらに、第4世代の携帯電話システムで、現在標準化が進んでいる通信規格「IMT-Advanced」(International Mobile Telecommunication-Advanced)実現に向けて、「複数基地局協調伝送方式(ECO-LTE)」の基礎実験も併せて実施する。ECO-LTEは、隣接する基地局が協調制御して携帯電話と送受信を行うことにより、セル境界での無線伝送特性を改善するものとなる。実験は6月いっぱい行われる見込み。
《冨岡晶》
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