政府では、情報セキュリティに関する普及啓発強化を図るため、2月を「情報セキュリティ月間」とするとともに、2月2日を「情報セキュリティの日」として定めている。 「情報セキュリティ月間」は、内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)、警察庁、総務省、文部科学省及び経済産業省が協力し、情報セキュリティに関する普及啓発活動を官民連携の下に推進していくものだ。各種啓蒙活動として、セミナー開催、情報提供、イベントなどが予定されている。 内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)では1日、情報セキュリティ月間のスタートに合わせて、特設サイト「国民を守る情報セキュリティサイト」を公開した。本年の月間では、新たに「知る・守る・続ける」というキャッチフレーズや「情報セキュリティ3か条」が定められている。3か条は「個人情報など重要な情報の扱いは慎重に」「不審なサイトやメールにアクセスしない」「パソコンを最新のセキュリティ状態に」というもので、特設サイトでは、これらの啓蒙情報を告知するほか、家庭や学校、会社での注意事項、問題発生時の相談窓口などを掲載している。 ちなみに枝野幸男内閣官房長官は、1月31日の記者発表にて「情報セキュリティ月間」を告知するステッカーを自身の名刺に貼り、周知に努めると公表している。