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Twitter経由で命令を送信? 危険なボットネットが感染拡大の気配 ~ BitDefenderが注意喚起

2010年5月18日(火) 16時07分
TwitterNET Builderでは、手軽にボットネットを仕組むことができるの画像
TwitterNET Builderでは、手軽にボットネットを仕組むことができる
Twitterでボットネットに対して命令を下せるの画像
Twitterでボットネットに対して命令を下せる
実際にボットを操る動画もBitDefenderは公開しているの画像
実際にボットを操る動画もBitDefenderは公開している
 BitDefenderは18日、Twitterで操作可能な「ボットネット」を確認したとして、注意喚起する文章を発表した。

 「ボットネット」とは、マルウェアに感染することで不正攻撃に荷担してしまうコンピュータ群を指す。これらのコンピュータ群を操作するには、マスターコンピュータから命令を送信する必要があるが、この動作にTwitterを経由するものが登場したという。すでにボットネット用のSDK(ソフトウェア開発キット)が登場しており、潜在的・爆発的な感染拡大の予兆があるとのこと。自分の思いどおりのボットネットを作成したい場合、攻撃者は「TwitterNET Builder」と呼ばれるSDKを起動してTwitterユーザー名を入力するだけで、さまざまな設定が行えるという。

 作成されたボットは定期的にTwitterサイトの指定されたプロファイルのツイートを調べる。そして、ツイートのなかに「.VISIT」「.DOWNLOAD」「.DDOS*IP*PORT」などの特殊命令が含まれていると、それに従って、感染しているパソコンを秘密裏に操作する。こうして、感染パソコンはTwitter経由で操作され、攻撃を開始することとなる。

 特定のTwitterプロファイルを参照するため、そのアカウントが削除されれば、このボットネットは機能しなくなる。しかしBitDefenderでは、携帯電話からたったテキスト1文をTwitterに送信するだけで、DDoS攻撃を開始できるという、このマルウェアには大きな危険性があるとして注意を呼びかけている。同社では本件に関連したトロイの木馬「Trojan.TweetBot.A」を検出し、これを削除するツールをサイトで無料提供している。
《冨岡晶》
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