BOFMは、ネットワーク・アドレスの仮想化を行い、需要に応じてネットワーク構成を拡張できる機能(プロビジョニング)を備えており、「Basic」と呼ばれるブレード・シャーシにあらかじめ導入されているソフトウェアが、ブレード・サーバーのMACアドレスやWWNなどを仮想化して設定し、ブレード・サーバーがネットワークを介して他のサーバーやストレージに容易に接続できるようにする。さらに、「Advanced Upgrade」と呼ばれるソフトウェアを、ブレードを管理する無償のシステム管理ソフトウェア「IBM System Director V6.1」を搭載した管理サーバーに導入することで、新しいブレード・サーバーのネットワークへの接続や切り替えを自動的に行えるようにする。