インテル、欧州でもAMDのCPU排除の競争違反容疑

2007年7月30日(月) 14時17分
 米AMDは27日(現地時間)、欧州委員会(EC)がインテルに対して「市場支配的地位の濫用にあたる欧州競争法違反容疑を告知した」と発表した。PCメーカーにリベートを支払うなどしてAMD製のCPUを排除したというのが競争法違反のおもな理由だ。

 ECは数年をかけてインテルの欧州におけるビジネスの実態を調査した。その結果、さまざまなPCメーカーに対して、自社製CPUを全面的に使わせることや、AMD製のCPU搭載のPC発売時期を遅らせる見返りとして金銭を支払ったことが判明。さらに、AMD製のサーバ用CPU搭載製品に対抗するため、顧客に対し原価割れの価格で自社製CPUを提供したことも指摘されている。インテルは過去にも、日本のPCメーカー5社に他社製CPUの採用を排除させるなどの前歴をもつ。また、韓国の公正取引委員会もインテルの競争法違反容疑を調査中。インテルに競争を阻害されたAMDは、インテルに対する競争法違反の民事訴訟を日本と米国で行っている最中だ。
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