【今週のエンジニア女子 Vol.34】悩んで作ったものが動く…武原綾香さん | RBB TODAY

【今週のエンジニア女子 Vol.34】悩んで作ったものが動く…武原綾香さん

IT・デジタル その他

武原綾香さん <撮影 米玉利朋子>
  • 武原綾香さん <撮影 米玉利朋子>
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  • 武原綾香さん <撮影 米玉利朋子>
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エンジニア女子は株式会社ワークスアプリケーションズ、AC・SCM Div.の武原綾香(たけはら・あやか)さん。2012年に入社、現在はERPパッケージソフトの新機能の設計・開発を主に行っている。

--- エンジニアを目指したきっかけを教えてください。

実は、エンジニアになるなんて思っていなかったです(笑)。プログラミング未経験でしたし、大学生の頃は、教員を目指していました。ですから、就職活動も教員採用試験の面接対策のために受けていたぐらいで。縁あって、ワークスのインターンシップに参加した際、「自分で考えたアイデアをカタチにする」というモノづくりのおもしろさに気付いたのがきっかけです。悩みながら試行錯誤して作ったものが初めて動いた時、ただ純粋に嬉しかったのを覚えています。具体的には理想の姿を描いて、そこに辿り着くまでの過程を何度も試行錯誤しながら設計していくプロセスが、パズルのピースを組み合わせていくような感覚で楽しい、最終的にアプリケーションという形で目に見えて結果がわかるという部分が魅力的でした。

--- 現在どのような業務を行なっていますか?

ERPパッケージソフト「COMPANY AC・会計シリーズ」中の債権と債務を管理するプロジェクトで、新機能の設計・開発を主に行っています。他にはユーザー様向けのVerUp説明会での機能解説、ヒアリング業務に従事することもあります。

--- ご自身が携わっているシステムについて教えてください。

当社の製品は大手企業向けに作られていて、官公庁や自治体、あらゆる業種・業界のお客様にご利用いただいています。特徴的なのは、業種・業態特有の要件や商習慣すべてを汎用化し、パッケージの標準機能として作ることです。そのため、多種多様の機能が標準機能として実装され、開発の難度やその規模には高い技術レベルと業務想定力が必要になります。会計システムとは言え、金融機関と同じぐらい巨大なソフトウェアです。

--- 業務の中で大事にしている点や気をつけていることはなんですか?

職種を問わず多くの人と関わるので、気持ちよく仕事をするために、相手にも自分にも誠実であることは大事だと思っています。また、自分たちで正解をつくり出していく必要があるので、判断が必要な際は、言われたことを鵜呑みにせず、必ず自分自身でも考え、最良の選択が出来るように心掛けています。当社では、たとえ先輩の意見と対立しても、主張が正しければきちんと受け入れてもらえます。

--- 好きなプログラミング言語とその理由を教えてください。

入社してからプログラミングを始めたので、その当時から触っていて愛着があるのはJavaです。オブジェクト指向での開発と、他の言語に比べて礼儀正しいというか、構文がかっちりしているので、プログラミングの基礎概念をJavaで学べたのは良かったと思います。他には、Rubyやjsなどにも触れていますし、一つの言語に固執することなく、どんどん勉強していきたいです。

--- いまの仕事を選んで良かったと思うことはなんですか?

まだまだ完璧ではありませんが、筋道を立てて結論を出し、同時に周囲の理解が得られる説明を行うようになったことです。昔は物事を感覚的に判断することが多かったので。「思っていることを正確に相手に伝える力」はシンプルだけど、どこでも役に立つと思います。開発の仕事だけではなく、すべての仕事において当てはまることですが、自分で考えて試行錯誤でき、前向きにチャレンジし続けられる環境にいることです。時には失敗することもありますが、責めるのではなく「どうすれば、良くなるだろうか?」と尋ねてくれる上司や仲間がいること、前向きにチャレンジし続けられる環境があることはありがたいです。会社では自分が主体的に手を挙げることに挑戦させてくれます。責任を持って担当するからには、判断を感覚で行うのではなく、筋道を立てて結論を出すことが必要ですし、同時に周囲の理解が得られる説明ができないといけません。

--- 他の職業では体験できないことはありますか。

受託型の製品開発ではないため、「何がお客様にとっての理想なのだろう?」「本当に求めていることは何だろう?」ということを考えて、自分でデザインして開発できることです。これは他の職業では体験できない醍醐味だと思います。

--- エンジニアなら読んでおきたいと思う本を推薦してください。

アジャイル開発を実践向けにまとめてある『アジャイルな見積りと計画づくり~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~』という本です。工数の算出方法、チームの工数をどう定量化するか、どのタイミングでスケジュールを再検討するか、優先順位のつけ方、などが根拠も含め詳しく書いてあります。

--- どういった方がエンジニアに向いていると思いますか。

プログラミングは書いた通りにしか動かないので、物事を順序立てて考えることができる論理的思考力がある人。良い製品を生み出すために、最後の最後まで粘れる人。あとは、開発が好き、楽しいと思える人。楽しくて「もっと知りたい、出来るようになりたい」という気持ちは、情報収集や勉強の原動力になるので、技術力も上がると思います。

--- 今後はどのようなエンジニアを目指していきたいですか。

相手の本質なニーズに応え、世の中の皆さんに喜んでもらえる製品を作れるエンジニアになりたいです。


■ ひとくちメモ

Q. 貴方のビジネスツールで自慢の、またこだわりのあるものを教えてください。
A. 自社開発ツールへのこだわりはたくさんあります! その他で挙げるならば、派手ではありませんが、ファイルの差分を比較するのに便利な「winmerge」です。

Q. 好きな休日の過ごし方はなんですか?
A. 昔からスポーツが大好きなので、できるだけ体を動かすようにしています。特にランニングは中学時代から続けていて、ルートを変えたり、距離を伸ばしたりして楽しんでいます。社内スポーツイベントやサークルで行うフットサル大会に参加するのも好きです。新しいスポーツも始めたいです。

Q. 最近行ってよかった映画、展示会、ライブ
A. 三浦大知さんの歌とダンスをLIVEで直接見られたことです! ダンスがキレッキレでした。

Q. お仕事帰りに寄るお店(居酒屋など)とおすすめメニューを教えてください
A. お酒はまったく飲めないので、ごはんの美味しいお店を開拓するのが好きです。
最近のオススメは、東京・恵比寿にある「板蕎麦 香り屋」さんの、海老とアスパラの白和えです。本当に美味しくて、白和えを食べて初めて感動しました。もちろん板蕎麦も美味しいですよ。

Q. よく遊ぶ場所(地域やお店などなんでも)
A. 雰囲気が好きなので、表参道へよく出かけます。あとは浅草などの下町にも。昔ながらの老舗と、最近のお洒落なカフェなどが混在しているため、今と昔のいい所取りが出来て全然飽きないです。

Q. お仕事と関係のない今はまっているアプリ
A. 効率よくお金の管理ができる「Moneytree」というアプリを使い始めました。カード決済が未確定でも利用額が随時連携されるのが便利なのに加え、機能がシンプルなので長く使い続けられそうです。

Q. 理想の男性像を教えてください。
A. 前向きで、一緒にいて居心地のよい人。あと、何か一つでも打ち込めるものを持っている人は、かっこよくて素敵だと思います。
《高木啓》

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