いまグローバルで開発が進められている、第5世代移動通信システム(5G)。日本では2020年頃の商用化を目指しているが、世界各国で開発の進捗やアプローチは異なる。海外の動向を比較すると、何が見えてくるのだろうか。
高速大容量、低遅延、多接続という5Gの特徴はわかっているものの、いったいどんなことができるの?そんな未来の世界を、リアルにイメージさせてくれたのが「MWC 2018」のドコモブースです。
ドローンが敷地内に不審者を見つけ、ただちに立ち去るようにスピーカーで警告し、逃げる不審者を追跡して、どちらの方向に逃げたかまで確認する―――。近未来を描いたSF映画のこんなワンシーンが、近いうちに実現しそうだ。
KDDIが3月に宮城県仙台市にて実施した「災害対策公開訓練」は、起こりうる様々なシチュエーションが考慮された意欲的なものだった。自衛隊や民間企業との連携、ドローンや5Gといった先進技術の活用が盛り込まれた、その訓練の一部始終を本稿でお伝えする。