マルチホップ通信における周波数チャネル割り当てに関しては、リンクごとにチャネルを変えて周波数再利用効率やスループットを高める研究が行われているが、端末が複数の無線インターフェースを備えることを前提としたものが多く、低コストのシステムには適さない。
大規模ネットワークに対応可能で、900 MHz帯特定小電力無線および電力線通信の両方に適したマルチホップ通信プロトコルを開発し、親機1台あたり端末2000台規模のスマートメータシステムを実現可能なことを実環境評価により確認した。