さらに、坂出市は、SAFで航空機が飛ぶ世界を実現するプロジェクト「Fry to Fly Project」にも参画し、市内の家庭などから回収した廃食用油をSAFへリサイクルする取り組みを進めます。

協定締結式の様子(左からSAFFAIRE SKY ENERGYの西村勇毅 最高執行責任者COO、レボインターナショナルの越川哲也 代表取締役CEO、坂出市の有福哲二 市長、コスモ石油の堀口正浩 坂出物流基地長、日揮HDの秋鹿正敬 専務執行役員)
【協定の趣旨】
コスモ石油、坂出市、日揮HD、レボインターナショナルおよびSAFFAIRE SKY ENERGYは、相互に連携・協力し、SAFの原料となる廃食用油の回収拡大を図るため、本協定に基づいて廃食用油回収の取り組みを進め、脱炭素・資源循環型社会の実現をめざします。
【協定の主な内容】
(1)家庭系廃食用油の回収に関すること。
(2)廃食用油を用いたSAF等の製造に関すること。
(3)本再資源化を広く情報発信する機会の提供に関すること。
(4)ゼロカーボンシティ推進に関する情報発信および普及啓発に関すること。
(5)脱炭素事業にかかる多様なステークホルダーとの連携に関すること。
(6)その他、本協定の趣旨を実現するために必要なこと。
【協定に基づく具体的な取り組み】
本協定に基づき、坂出市では、市内8か所に廃食用油回収場所を新たに設置し、市民からの廃食用油回収を9月30日に開始しました。回収した廃食用油は、レボインターナショナルが収集・運搬し、国内初のSAF大規模生産※2を行うSAFFAIRE SKY ENERGYのプラント(大阪府堺市)へ運び、国産SAFの原料として資源化します。
坂出市学校給食センターからの排出分については2023年8月から国産SAF製造に提供しており、2025年度の実績として、年間でおよそ4,500kgの廃食用油をSAF向けに活用しています。
また、坂出市は今後、家庭系廃食用油の回収場所の拡大に関する検討や、市民・事業者等への取り組みの周知・啓発に加え、SAFや資源循環、「ゼロカーボンシティ」に関する情報発信を行うこととしています。資源の有効利用や廃棄物の削減はもちろん、市民一人ひとりが脱炭素に参加できる機会を創出することで、地域全体で「ゼロカーボンシティ」の実現をめざしてまいります。

【家庭系廃食用油回収の概要】
回収開始日:2026年9月30日
実施場所:市役所本庁舎、生活環境課、市立体育館、南部公民館、西庄公民館、マルヨシセンター池園店、コープ坂出店、マルナカ坂出店
回収品目:家庭系廃食用油(家庭から出る使用済み食用油のみ回収)
※ラードや牛脂などの動物性油、マヨネーズ・ドレッシング類、鉱物油、家庭系以外の油は回収対象外
【国内初のSAF大規模生産事業の概要】
コスモ石油、日揮HD、レボインターナショナルは、2020年から国内における廃食用油の収集からSAFの製造・輸送・供給に至るまでのサプライチェーン構築に向けて事業化検討を進め、2022年に新会社SAFFAIRE SKY ENERGYを設立しました。廃食用油を原料にSAFを製造する国内唯一のプラント※3として、2024年12月にコスモ石油堺製油所(大阪府堺市)内においてSAF製造装置の建設が完了し、2025年4月からSAFの供給を開始しています。供給するSAFは、持続可能な製品の国際的な認証制度であるISCC CORSIA認証、ISCC EU認証を取得済みであり、本認証取得により原料から供給まで国内で完結する国産 SAF の提供体制が国際的な基準で認められています。

完工したSAF製造装置

SAFの原料となる廃食用油受け入れ施設
※1 Fry to Flyプロジェクトに参加し、国産SAF大規模製造事業向けに廃食用油を提供する自治体として、四国地方で初めて。Fry to Fly Project|油で空飛ぶ大作戦
※2 NEDO「国産SAF大規模生産設備によるサプライチェーンの実証を開始しました」より 国産SAF大規模生産設備によるサプライチェーンの実証を開始しました | ニュース | NEDO
※3 廃食用油を原料に国産SAFを大規模製造する稼働済みプラントとして国内唯一。国内でSAFの大規模製造事業を計画・公表している事業者について、各社および行政機関のウェブサイト・公表資料を確認し、各プラントの稼働開始状況を比較。(コスモエネルギーホールディングス調べ、2026年10月時点)
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

