本プロジェクトでは、全国各地で進められている自動運転の実証実験や社会実装の取り組みについて、自治体へのヒアリングや調査を通じて成果・課題を整理し、日本にとって真に必要な自動運転および地域交通の在り方を検討します。また、その成果を国への提言や新たな実証実験の企画・実施につなげることを目指します。
本プロジェクトでは、ダイナミックマッププラットフォーム 代表取締役社長CEOの吉村 修一および社外取締役の志賀 俊之がリーダーを務め、東京大学 教授でXGMF 共同代表の森川 博之氏がサブリーダーとして参画します。

■本プロジェクトの背景
少子高齢化や人口減少の進展に伴い、地域における移動手段の確保や公共交通の維持は全国共通の社会課題となっています。こうした課題の解決に向けて、全国各地で自動運転を活用した実証実験や社会実装の取り組みが進められています。
一方で、各地域で得られた成果や課題が十分に共有・整理されていないことから、自治体間での知見の横展開や、社会実装に向けた共通課題の明確化が重要となっています。また、自動運転の社会実装に向けては、通信環境の確保、路車協調、遠隔監視体制の構築、事業性の検証など、多面的な課題について検討を進める必要があります。
本プロジェクトでは、200を超える企業・団体・個人会員が参画するXGMFの産学官連携ネットワークを活用し、通信事業者、モビリティ関連企業、メーカー、IT企業、研究機関、大学などの知見を結集することで、持続可能な地域交通の実現に向けた議論を進めてまいります。
■本プロジェクトの概要
「地域共生型 未来モビリティ通信基盤社会実装プロジェクト」は、全国各地で進められている自動運転の実証や社会実装の知見を集約し、通信・モビリティを活用した地域交通のあり方を検討するプロジェクトです。
本プロジェクトでは、単なる実証実験に留まらず、費用対効果や事業性も踏まえた持続可能な仕組みづくりを重視します。自治体へのヒアリングや実証事例の分析を通じて本質的な課題や成功要因を明らかにし、他地域への横展開が可能なモデルの検討を進めます。
主な活動内容は以下のとおりです。
- 自動運転実証・社会実装に取り組む自治体へのヒアリング
- 全国各地の実証事例における成果・課題の整理
- 路車協調、通信環境、遠隔監視、事業性などに関する課題抽出
- XGMF参画メンバーによる定期的な勉強会・ディスカッション
- 自動運転関連企業や通信業界を交えたセミナーの企画・開催
- 社会実装を見据えた事業モデル・標準モデルの検討
- 国への提言および新たな実証実験の企画・実施に向けた検討
なお、本プロジェクトの詳細については、以下のプロジェクトページをご覧ください。
https://xgmf.jp/project/pj-2602/
■本プロジェクトにおけるダイナミックマッププラットフォームの役割
ダイナミックマッププラットフォームは自動運転やモビリティ分野において、高精度3次元データを活用した空間情報基盤の整備・運用を通じて社会実装を支援してきました。その中で、自動車メーカー、通信事業者、自治体、研究機関など多様なプレイヤーとの連携を進めてまいりました。
本プロジェクトにおいても、こうした経験を活かして産学官を横断する議論をリードし、持続可能な地域交通の実現に向けた課題整理や提言活動を推進してまいります。
■コメント
XGMF 共同代表/東京大学 教授 森川 博之 氏
自動運転や次世代モビリティの社会実装には、車両単体の技術だけでなく、通信環境の整備や事業性の確保、地域ごとの交通課題への対応など、多面的な観点から検討を進めることが重要です。XGMFには、通信事業者、電機・電子メーカー、モビリティ関連企業、IT・コンサルティング企業、研究機関、大学など幅広い分野の会員が参画しており、こうした横断的な議論を進める場として大きな意義があります。本プロジェクトを通じて、地域に根差した持続可能なモビリティの実現に向けた実践的な知見を創出していきたいと考えています。
ダイナミックマッププラットフォーム株式会社 社外取締役 志賀 俊之
全国各地で自動運転の実証や社会実装に向けた取り組みが進められており、多くの貴重な知見が蓄積されています。今後は、個別の取り組みを点で終わらせるのではなく、それらの知見を地域や分野を越えて共有し、社会実装につながる形へと発展させていくことが重要です。本プロジェクトでは、自治体や事業者の皆さまとの対話を通じて課題や成功要因を整理し、日本にとって本当に必要な自動運転と地域交通の在り方を検討してまいります。
ダイナミックマッププラットフォーム株式会社 代表取締役社長CEO 吉村 修一
地域交通の課題は、自治体、交通事業者、通信事業者、技術企業など、さまざまな主体が連携して初めて解決に近づくものです。ダイナミックマッププラットフォームは、自動運転・モビリティ領域で培ってきた空間情報基盤の知見と、多様なステークホルダーをつなぐ協調的な立場を活かし、本プロジェクトの推進に貢献してまいります。全国各地で蓄積されてきた実証や社会実装の知見を共有し、課題や成功要因を整理することで、日本における持続可能な地域交通の実現に向けた具体的な提言や新たな取り組みにつなげていきます。
<XGモバイル推進フォーラムについて>
XGモバイル推進フォーラム(XGMF)は、モバイル通信のニーズ変化に対応したモバイルサービスの普及およびモバイルビジネスの発展を促進し、Beyond 5G/6G時代における国際的リーダーシップを発揮しながら、従来の常識や慣習にとらわれない革新的な技術と新しいユースケースを創出することを目的としています。詳細はXGMF公式サイトをご覧ください。
<ダイナミックマッププラットフォーム株式会社について>
ダイナミックマッププラットフォーム株式会社は日本政府によるバックアップのもと、国内自動車メーカー10社等の出資により設立されました。日本をヘッドクオーターに、北米・欧州・中東・韓国に拠点を構え、現在26ヶ国で事業を展開。自動運転や先進運転支援システム(ADAS)をはじめ、シミュレータ環境構築、インフラ管理、除雪支援など、幅広い用途に向けて高精度3次元データを提供しています。
「Modeling the Earth」=地球のデジタル化をビジョンに、高精度3次元データのプラットフォーマーとして、様々な産業分野におけるイノベーションを共創します。
設立: 2016年6月
本社: 東京都渋谷区
代表者: 吉村 修一
事業内容: 自動運転・ADASをはじめ多様な産業を対象とした高精度3次元データの提供
公式サイト: https://www.dynamic-maps.co.jp/
公式X: https://x.com/dynamic_maps
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