一般社団法人未来ものづくり振興会(所在地:愛知県名古屋市 代表理事:舟橋正剛)は、新しいプロダクトのデザインを募る「19th SHACHIHATA New Product Design Competition(シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション)」 を開催し、2026年4月1日(水)より募集を開始します。また、作品の募集に先立ち、3月2日(月)より事前エントリーの受付を行います。
シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティションは、商品化を前提に今までにないプロダクトデザインを求めるコンペティションです。2025年に開催しました第18回では、過去最多の1,681作品の応募があり、その中から9点を受賞作品として決定しました。
この度、開催します第19回のテーマは「現代のしるし」です。押す、書く、貼る、結ぶ、灯す、刻む......。人はさまざまな方法でし るしを生み出し、後世へと残してきました。ほとんど変わらないものもあれば、大きく姿を変えたものもあります。身の回りにあふれる「しるし」のあり方から見つめ直すと、現代の人々が本当に必要とするものが見えてくるかもしれません。今の生活と社会、そして時代に求められるしるしをお待ちしています。
審査員は、中村勇吾氏、原研哉氏、深澤直人氏、三澤遥氏の4名に加え、ゲスト審査員としてクリエイティブディレクター・デザイナーの辰野しずか氏を新たに迎えました。受賞作品は、グランプリ1作品(賞金300万円)、準グランプリ2作品(賞金50万円)、審査員賞5作品(賞金20万円)、 特別審査員賞1作品(賞金20万円)の計9作品となり商品化を検討します。
なお、本コンペはより大きな視点でものづくりの普及啓発に取り組むため、前回に引き続き一般社団法人未来ものづくり振興会が主催し、シヤチハタ株式会社の特別協賛のもとで開催いたします。

第19回 シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション概要
■応募受付期間:2026年 4月1日(水)~ 5月29日(金) 12:00正午
■テーマ:「現代のしるし」
「しるし」が持つ可能性を広げるプロダクトもしくは、仕組みをご提案ください。
なお、応募作品は未発表のオリジナル作品に限ります。
■参加資格:
・個人、グループ及び企業、団体。年齢、性別、職業、国籍不問
(ただし、日本語でのコミュニケーションが可能であること)。
・1次審査を通過した場合、2026年8月28日(金)までに、模型制作が可能であること。
※ 模型製作費として補助金1万円(税込)をお支払いたします
・入賞した場合、2026年10月9日(金)18時(予定)から東京都内で行われる表彰式に参加が可能なこと。
※1人または、1グループで複数作品の応募が可能です。複数作品を応募される場合は、必ず作品応募ごとに、エントリーをお願いします。
■賞:グランプリ1作品(賞金300万円)、準グランプリ2 作品(賞金50万円)、
審査員賞5作品(賞金20万円)、 特別審査員賞1作品(賞金20万円)
※全ての受賞作品が、商品化の対象となります。また、本コンペの公式サイトで公開されます。
■一次審査提出物:プレゼンシート(サイズ:A3、枚数:1枚、形式:PDF、容量:10MB以内)
■審査基準:1.テーマの理解力|2.新規性・革新性|3. 提案の実現性
■応募方法:公式サイト(https://sndc.design)よりご応募ください。
■表彰式:2026年10月9日(金) 18時から予定
■主催:一般社団法人未来ものづくり振興会
■特別協賛:シヤチハタ株式会社
審査員紹介

中村勇吾 Yugo Nakamuraインターフェースデザイナー
tha ltd. 代表
ウェブサイトや映像のアートディレクション、デザイン、プログラミングの分野で横断/縦断的に活動を続けている。主な仕事に、ユニクロの一連のウェブディレクション、KDDIスマートフォン端末「INFOBAR」の UIデザイン、 NHK Eテレ「デザインあ」のディレクションなど。
~応募者へのメッセージ~
最近はプロトタイピングにまつわる制作環境が発達したこともあり、年々、プレゼンやデモのレベルがあがってきているように感じます。アイデアもさることながら、完成度で唸らせるような企画やデザインを期待しています。完成度を高める努力をしているうちに、自然とアイデアも拡がっていくものです。こういった機会にぜひトライしてみてください。

原研哉 Kenya Haraグラフィックデザイナー
日本デザインセンター 代表
デザインを社会に蓄えられた普遍的な知恵ととらえ、コミュニケーションを基軸とした多様なデザイン計画の立案と実践を行っている。無印良品、蔦屋書店、GINZA SIX、JAPAN HOUSE、らくらくスマートフォン、ピエール・エルメのパッケージなど活動の領域は多岐。
一連の活動によって内外のデザイン賞を多数受賞。著書『デザインのデザイン』(岩波書店刊、サントリー学芸賞)『白』(中央公論新社刊)は多言語に翻訳されている。
~応募者へのメッセージ~
毎回ポスターのヴィジュアルを担当しているが、できるだけ深く考えないで、瞬発力でかたちを決めている。かたちとは「みじろぎ」であり、テーマを聞いた時の感覚と身体の反応である。「どういう意味ですか?」と時々質問されるが、もともと意味を考えていないので答えようがない。コミュニケーションの背景に濃密な意味が張り付いていると考えるのは必ずしも正鵠をいていない。身体も感覚も深い思考を経て動いてはいない。現代のしるし、とはそんな刹那の反応を巧みに捉えたものではないだろうか。

深澤直人 Naoto Fukasawaプロダクトデザイナー
NAOTO FUKASAWA DESIGN 代表
デザイナーの個性を主張するのではなく、生活者の視点にたって人の想いを可視化する静かで力のあるデザインに定評がある。日用品や電子精密機器からモビリティ、家具、インテリア、建築に至るまで手がけるデザインの領域は広く多岐に渡る。デザインを通して対象の本質にせまる力、その思想や表現などは国や領域を超えて高い評価を得ている。THE DESIGN SCIENCE FOUNDATION 設立者。多摩美術大学副学長。日本民藝館館長。
~応募者へのメッセージ~
人間が世界に印す痕跡は、どのくらいあるのだろうか。それは数え切れないほど存在している。道を踏み固める足跡、使い込まれて角の丸くなった道具、壁に残る手垢や日焼けの跡。街角のベンチのへこみや、何度も触れられて艶を帯びたドアノブも、人の存在を静かに語っている。言葉や文字もまた痕跡のひとつであり、手紙やメモには、その人の思考や感情が刻まれる。さらには、習慣やしぐさ、場の空気までもが人によって形づくられていく。人間は意識せずとも、触れ、使い、関わることで、世界に無数の印を残し続けているのである。

三澤遥 Haruka Misawaデザイナー
日本デザインセンター 三澤デザイン研究室
2005年に武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業後、デザインオフィスnendoを経て、2009年より日本デザインセンター原デザイン研究所に所属。2014年、三澤デザイン研究室として活動開始。ものごとの奥に潜む原理を観察し、そこから引き出した未知の可能性を視覚化する試みを、実験的なアプローチによって続けている。
~応募者へのメッセージ~
目まぐるしく絶えず変化し、全体像が捉えられない現代。更新を繰り返しながら前に進むものもあれば、ずっと残り続けているものもあります。存在を証明するしるしがある一方で、なんでも透明化されてしまう今の時代には、隠すためのしるしもあるのかもしれません。社会への批評的な視点や暮らしへの実直な問いを含んだアイデアが、これまで以上に多く生まれてきそうな予感がしています。
ゲスト審査員紹介

辰野しずか Shizuka Tatsunoクリエイティブディレクター・デザイナー
Shizuka Tatsuno Studio代表
ロンドンのキングストン大学プロダクト&家具科卒業。2011年に独立。物事に潜む可能性を探り、昇華して可視化することを得意としている。実用的な道具から情緒的なオブジェまで手がけ、コンセプトメイクや商品企画にも携わりながら、「ものづくりの軸」を見定めた表現を大切にしている。プロダクトデザインを中心に、表現のディレクション、アート制作まで活動を広げている。
~応募者へのメッセージ~
「現代」という言葉は、普段よく目にする一方で、改めて考えてみると非常に興味深いものだと感じます。現代を捉えるためには過去を知る必要があり、その切り取り方も多様です。抽象度が高く、奥行きのあるこの言葉から広がる、あなたにとっての「現代」という時間に興味があります。そのしるしが存在することで、どのような変化が生まれるのか。そこに込められた願いが感じられる提案を楽しみにしています。
特別審査員紹介

舟橋正剛 Masayoshi Funahashi一般社団法人未来ものづくり振興会 代表理事
シヤチハタ株式会社 代表取締役社長
1992年 米国リンチバーグ大学経営大学院修士課程終了。広告代理店勤務を経て1997年 シヤチハタ工業株式会社(現シヤチハタ株式会社)入社。2006年 シヤチハタ株式会社代表取締役社長 就任。
~応募者へのメッセージ~
進化し続ける現代社会において、これまでしるしは何を残したのでしょうか。しるしは、人と人、人と社会を結び付けてきました。心の豊かさが求められる時代の中でしるしの果たす役割はますます重要になっています。しるしは文字やマークだけでなく、音であったり、光であったり、温もりであったり、ほのかな匂いであったり、見えるものだけがしるしではありません。しるしのあり方を原点に返って見つめ直してみてください。今、あなたが心から欲しいと思うしるしの提案をお待ちしています。
受賞作品 商品化実績
本コンペでは、全ての受賞作品の商品化を検討しています。 2018年に開催の第11回からはグランプリ受賞作品「自己QR」の他2点、 2019年に開催の第12回からはグランプリ受賞作品「わたしのいろ」の他1点、2020年に開催の第13回からはグランプリ受賞作品「スーパー楕円はんこ」を、そして2022年に開催の第15回からは準グランプリ受賞作品「K=5%」と審査員賞 深澤賞受賞作品「つまめるはんこ」が商品化されました。
第12回 グランプリ受賞■作品名 「わたしのいろ」
作者 歌代悟 Satoru Utashiro
商品名 「わたしのいろ」
発売日:2020年7月1日、8月3日にテスト販売。
好評につき9月1日に受注販売を実施。
その後、2021年6月に第二弾、2021年12月に
第三弾、2025年5月に第四弾を発売。
価格 :¥2,200(税込)

第四弾 わたしのいろ-とくべつなときのきおく-
第13回 グランプリ受賞■作品名 「スーパー楕円はんこ」
作者 石川草太 Souta Ishikawa、柳沢大地 Daichi Yanagisawa
商品名 「スーパー楕円はんこ」
発売日:2022年6月10日にmakuakeにて先行販売。
好評につき2023年2月3日に一般販売を開始。
価格 :¥4,620(税込)

第15回 準グランプリ受賞■作品名 「K=5%」
作者 堀 聖悟 Seigo Hori、瓜田理揮 Riki Urita
商品名 「いろもよう 淡彩 わらべ」
発売日:2023年12月13日にテスト販売
好評につき2024年12月2日に一般販売を開始。
価格 :¥605(税込)

第15回 審査員賞 深澤賞受賞■作品名 「つまめるはんこ」
作者 松岡 諒 Ryo Matsuoka
商品名 「つまめるはんこ」
発売日:2023年4月14日にmakuakeにて先行販売。
好評につき2023年9月27日に一般販売を開始。
価格 :¥4,800(税込)

※写真はすべて商品化された商品です。
【お問い合せ先】
シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション事務局
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