
地図情報更新のイメージ。衛星画像の分析などをもとに道路や大規模建築物などの変化を抽出し、地図情報に反映する。 ※図は、国土地理院作成の資料を当社が編集したもの。
継続提供の背景
当社は国産で最大級の光学衛星コンステレーション※1を運用しており、2023年度の初回契約以降、自社光学衛星「GRUS(グルース)」5機で取得した衛星画像の提供を通じて、同院が取り組む電子国土基本図の整備・更新に貢献してきました。
電子国土基本図とは、日本の国土を統一規格で表すために国土地理院が作成するデジタル形式の基本図です。カーナビゲーションシステムや地図アプリ、そしてハザードマップなど、民間・行政のあらゆる地図の基礎として活用されており、電子国土基本図の整備・更新と活用促進は、政府における重要施策の一つに位置付けられています。同院では、これらの活動の生産性向上を目的として、二つの異なる時期に撮影された衛星画像とAIによる画像分析から、変化部を抽出する技術の開発とシステム構築を進めてきました。
地球観測プラットフォームサービス「AxelGlobe」では、最大2.5mの分解能(地上の約2.5m四方を1点として捉えられる解像度)を持つ5機のGRUS-1衛星により、地球上の同一地点を2~3日に一度の頻度で観測できます。また、GRUSの高い姿勢制御性能を生かして、世界中の観測データをユーザの要望に応じた「タスキングベース」で提供可能です。
当社は、本プロジェクトに向けて2023年に開発した製品「AxelGlobe モザイク」を活用し、複数回撮影した同一地点の衛星画像を用いて、複数年にわたり、全国の地物※2の最新状況を反映した「雲のない」衛星画像データの組成と提供を実現しています。
特に、広域を効率的にカバーできる中分解能衛星画像の特性は、変化把握という実運用において高い有用性を発揮しています。また、単なる画像提供にとどまらず、解析・利用を前提とした画像加工・品質調整まで含めた提供体制により、地理空間情報整備を支援してまいりました。
アクセルスペースは今後も、次世代衛星を含む衛星データの提供を通じて、国の基盤情報整備や社会課題の解決に貢献してまいります。
※1 複数の人工衛星を協調させてひとつのシステムとして動作させること。
※2 道路・建物や、土地の状況を表す植生・崖・岩・構造物などの情報。

AxelGlobeモザイクによる雲なし画像の生成例。GRUSにより撮影した複数の衛星画像(左)から雲なし画像を合成する。
AxelGlobeについて
サービスサイト: https://www.axelglobe.com/ja/
アクセルスペースについて
「Space within Your Reach~宇宙を普通の場所に~」をビジョンに掲げ、2008年の創業から世界に先駆けて小型衛星の開発に取り組んできました。小型衛星の設計、製造、軌道上運用における独自技術を基盤に、顧客の宇宙ミッション実現のための衛星開発・運用事業「AxelLiner(アクセルライナー)」、自社の光学衛星コンステレーションによる地球観測データ提供事業「AxelGlobe(アクセルグローブ)」を展開し、多様な産業のニーズに応えるソリューションを提供しています。これらの事業活動を通して、誰もが宇宙を利用できる社会の実現を目指しています。
株式会社アクセルスペース
所在地:東京都中央区日本橋本町3丁目3番3号 Clipニホンバシビル
代表取締役:中村 友哉(なかむら ゆうや)
設立:2008年8月
https://www.axelspace.com/ja/
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