
パナソニック株式会社は、体調ナビゲーションサービス 「RizMo(リズモ)」(以下 リズモ)のユーザー567名を対象に、年末年始(12月24日~1月7日)の睡眠データを調査し、生活者の睡眠傾向を分析しました。その結果、年末年始は睡眠時間が増える一方、睡眠リズムが乱れやすくなるという特徴が明らかになりました。
特に注目されるのが、休暇明けの 1月5日に睡眠リズムの変動幅が最大となる点です。これは、休暇中に増加した睡眠時間や、乱れた就寝時刻・起床時刻が、仕事始めを迎えた瞬間に急激に調整され、体内時計に大きな負荷がかかっている状態を示しています。
年末年始などの長期休暇は、普段よりも睡眠時間を長く確保できる一方で、生活リズムが大きく乱れやすい時期です。睡眠時間そのものは増えるものの、就寝時刻・起床時刻の揺らぎが大きくなることが明らかになりました。
分析によると、11月の平均睡眠時間6時間14分に対して、12月29日~31日の年末は6時間27分(+13分)、大晦日の夜を除いた1月2日~4日の年始は6時間43分(+29分)と、平均で約3~7%増加していました(図1)。リズモのユーザーで一番多い体調の悩みは「眠気」であること(※1)から、休暇に入り、仕事や学校といった社会的拘束が弱まることで、心身の休息が十分に取れていると考えられます。一方で、睡眠リズム(就寝時刻と起床時刻の中央時刻の変動幅)は年末・年始ともに平均1時間以上のズレが見られました(図2)。年末年始ならではの夜更かしや不規則な生活が影響していると推察されます。さらに注目すべきは、休暇明けの 1月5日に睡眠リズムの乱れが平均1時間23分に最大化している点です(図2)。多くの人が「仕事始めがつらい」と感じる背景には長期休暇で乱れた睡眠リズムを急激に戻そうとしていることが関係していると考えられます。
休暇明けのスムーズなリズム回復には、「自分の睡眠のズレを正しく把握し、小さな調整を毎日積み重ねる」ことが重要です。リズモは、睡眠リズムの変動を自動で可視化し、ひとりひとりにあわせたアドバイスを提供します。睡眠リズムが前日からどれだけずれているかが一目で分かるため、年末年始で乱れた体内時計を整える手助けにもなります。 リズモは自身の睡眠リズムを分析することにより、快適な連休明けの生活をサポートしていきます。

図1 睡眠時間の時系列変化

図2 睡眠リズムのズレ 時系列変化
睡眠評価研究機構代表・医学博士 白川修一郎先生コメント*

<リズモの睡眠データ分析結果を受けて>
リズモの調査結果から、大晦日を除いた年末年始に睡眠負債(※2)返済をはかっている女性が多いことが見て取れます。一方で、大晦日以降の睡眠リズムの変動が大きく、その乱れたリズムを休み明けの5日に強引に戻そうとしていることがわかります。年末年始の休み中に体のリズムが大きく乱れてしまうと、休みぼけのリスクが高くなり、意欲やパフォーマンスの低下、注意散漫、気分の落ち込み、不眠や胃腸の不具合などに見舞われてしまうかもしれません。また、女性の中には月経前や月経中に睡眠が悪くなる人もいます。これはホルモンバランスの乱れと自律神経の変調が原因のひとつで、長めの休みで体のリズムが乱れると症状がより悪くなるとされています。
<長期休暇での睡眠アドバイス>
午前3時をほぼ中心に4時間程度は必ず睡眠の時間帯とし、起床時刻が普段より1時間以上遅くならないようにします。朝は外光を浴びしっかり朝食をとります。これで体のリズムの乱れは少なくなります。休暇最後の日だけではなく、休みが終わる1~2日ほど前から心がけるとよいでしょう。また、冬の寒さは睡眠の大敵です。体のリズムが乱れた時こそ、睡眠環境を快適な状態に保つことが大切です。冬の望ましい寝室温は16~23℃、最適温は20±1℃です。寝つきの悪い人は、就寝前に寝室や寝具を暖かくしておき、就寝20~30分くらい前に40℃前後の湯温で入浴し、暖かい状態で眠りにつくことをお勧めします。
*当社から依頼し、頂いたコメントを編集して掲載しています。
体調ナビゲーションサービス 「RizMo(リズモ)」について

休暇明けのリズム調整に役立つのが、体調ナビゲーションサービス リズモ(RizMo)です。
月経リズムと連動する衣服内温度と睡眠状態を計測できるウエアラブルデバイス「リズムモニター」を開発。連動した専用アプリケーション(※3)を通じて、計測データの確認や、独自のデータ分析アルゴリズムによる、その日や先々の体調予測、自身に合った体調サポートアドバイス等を確認することが可能です。また、日記のように手軽に心身の状態を記録できます。さらに計測・記録したデータをもとに、自身の生理周期毎のパーソナル体調レポートも自動生成されるため、心身の状態や傾向を振り返って客観的に見つめることもできます。
リズモでは睡眠のリズムや前日とのズレ、睡眠時間・覚醒時間や、睡眠の質を分析し、毎日の睡眠状態をわかりやすく可視化します。特に長期休暇のように睡眠パターンが乱れやすい時期には、「どれだけズレているのか」「今日はどの方向に調整すべきか」を客観的に把握できるため、生活リズムの改善に大きく役立ちます。データに基づき、体調を整えるパーソナルな生活習慣アドバイスも合わせて提供します。
「RizMo」(リズモ)の詳細・申し込み方法は下記URLをご確認ください。
URL:https://ec-plus.panasonic.jp/store/page/RizMo/
※1:リズモの体調入力項目総数に基づく(期間:2025年7月~2026年1月)
※2:必要な睡眠時間に対して実際の睡眠が不足し、その不足分が蓄積した状態
※3:iPhone専用
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