保育業界がかつてない変革期を迎える中、配置基準の見直しや処遇改善等加算の一本化により、「少数の職員で、より質の高い保育」が厳密なルール下で求められています。同時に、高い有効求人倍率や短期離職など、職員の流動性も高止まりしており、多くの経営者が「職員を大切にし、長く働ける環境を作りたい」という思いと現実のギャップに直面しています。
このような状況下で、今、最も深刻な経営リスクとなっているのが、特定の「人」に依存した運営体制です。
「あの園長（主任）だから園が回っている」「あの人が辞めたら、監査対応も加算申請もできる人がいない」――もしこのような声が聞こえるなら、早急な対策が必要です。人依存が生む監査・加算リスク、経営判断の遅れ、組織力の脆弱化といった課題に対し、これからの組織戦略は「いかに定着させるか」だけでなく、「いかに流動に耐えうる仕組みを作るか」へと転換する必要があります。
株式会社カタグルマ（本社：東京都千代田区、代表取締役：大嶽広展）は、この課題に対し、保育業界の経営者様を支援する無料オンラインセミナー「複数園経営の組織力強化 ～人依存のリスクを軽減するためのデジタル化～」を開催いたします。
本セミナーでは、
- 業界を取り巻く人手不足へのアプローチ： 外部採用から内部の戦力化と定着へのシフト、公正な評価と育成による「キャリアの可視化」の重要性
- 複数施設運営に必要なマネジメントのポイント： 管理と育成の標準化、マネジメント業務の可視化・習慣化による組織の質統一
- 人依存から脱却し、「仕組み」で自律する組織へ： 人材マネジメントや運営管理の標準化、そして「マネジメント業務に特化したDX（デジタル化）」による効果
といったテーマを深掘りし、具体的な解決策を提示します。
特に、DX化がもたらす「情報の一元化とリスク回避」「データドリブンな意思決定」は、急な退職・休職にも耐えうる体制を構築し、効率的かつ公平な指導・育成リソースの投入を可能にします。人材の流動を恐れるのではなく、それを前提とした「仕組みの構築」こそが、これからの経営者に求められる視点です。
今回のセミナーでは、ゲスト講師に株式会社TKC 株式会社きみそら共育研究所 経営企画室室長 田上 誠悟 様をお招きし、その知見を共有いただきます。株式会社TKC様は17園の保育施設を運営する中で、本部と各園との物理的な距離や情報共有の属人化といった課題を抱えていましたが、弊社サービス「KatagrMa」の導入による保育DXを推進し、本部と現場の連携強化、職員育成の仕組み化、そして保育の質向上に繋がる成果を上げています。（参考：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000079446.html）。
【開催概要】
セミナー名： 複数園経営の組織力強化 ～人依存のリスクを軽減するためのデジタル化～
日時： 11月13日（木）13:00～14:00（録画配信）
参加費： 無料
ツール： ZOOMウェビナーによるオンラインセミナー
講師：株式会社TKC 株式会社きみそら共育研究所 経営企画室室長 田上 誠悟 様／株式会社カタグルマ カスタマーサクセス部 部長 近藤 めぐみ
申込締切： 前日18時
詳細・お申し込み：
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_xJDSDv1-RNmI9_sL7jc29w#/registration
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