世界最大級の規模を誇るイラスト・アートコンテスト 「コピックアワード2025」、世界72カ国4796点からついにグランプリ決定! - PR TIMES|RBB TODAY
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世界最大級の規模を誇るイラスト・アートコンテスト 「コピックアワード2025」、世界72カ国4796点からついにグランプリ決定!

真島ヒロ、なつめさんち、箭内道彦ら豪華クリエイターが審査!描き手の気迫が伝わる受賞作品を紹介します

現在世界70カ国以上で販売されている画材ブランド「コピック」製品を製造・販売する株式会社トゥーマーカープロダクツ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:石井 剛太)は、第8回目となる当社主催のコピック作品コンテスト「コピックアワード2025」の最終審査結果を発表しました。



https://www.youtube.com/watch?v=TOTctoqtp6U


コピックアワードについて

毎年数千を超える応募数を誇る、世界最大級のイラスト・アートコンテストが今年も開催

アルコールマーカー「コピックスケッチ」

アルコールマーカーほか水彩マーカー、ミリペンなどもラインナップするコピック

コピック製品を使用して制作された作品が集まるコピックアワードは、毎年数千を超える応募数を誇る、世界最大級※のイラスト・アートコンテストです。
「世界中のコピックユーザーとつながる」をコンセプトにしており、年齢、国籍、作品ジャンルを問わず、どなたでもウェブサイトから無料でご応募いただけます。
2017年から開催され、第8回目となる今年は、2ヶ月間で世界72カ国から4796点もの個性豊かな作品が集結しました。
※自社調べ。メーカー主催かつ道具を指定したイラスト・アートコンテストで、個人が応募できるものとして世界最大規模。

各審査員が応募作品すべてから選んだ、珠玉の入選作品を原画で審査
今年の審査員は、雑誌「イラストレーション」編集長の竹内 康彦氏、コピック製品を長年愛用している
人気YouTuber「なつめさんち」として活躍するさや氏、げん氏、人気漫画家の真島ヒロ氏、
クリエイティブディレクターで東京藝術大学教授の箭内 道彦氏、「ハローキティ」3代目デザイナーの山口裕子氏といった豪華なクリエイターの方に務めていただきました。

審査員自らが4000点以上の応募作品画像すべてに目を通して入選作品を選ぶ一次審査、さらに入選した作品の原画を世界中から取り寄せて行うアナログ作品コンテストならではの最終審査を実施しました。

最終審査会にて。世界中から集まった入選作品の数々

最終審査は審査員の協議のもと実施

グランプリはorange氏『ちいさなお客さん』に決定

厳正なる最終審査を経て、今年のグランプリは、orange氏『ちいさなお客さん』に決定いたしました。また、準グランプリ2作品には、國安ユウキ氏『花葬』と、Daniel Luskin氏『An Abstract Sunset』が選ばれました。

グランプリ:orange氏『ちいさなお客さん』


準グランプリ:國安ユウキ氏『花葬』


準グランプリ:Daniel Luskin氏『An Abstract Sunset』

結果発表ページでは全受賞作品120点と51点の入選作品を公開

コピックアワードの最終結果発表ページでは、本記事後半で紹介しているグランプリ、準グランプリ、審査員賞(5名)に加え、「コピックチーム賞」、株式会社ピクシブが選ぶ「pixiv賞」、今年追加された「コピック アクレア賞」、19歳未満の応募者の作品から選出された「次世代アーティスト賞」(100名)など多数の受賞作品を紹介しています。各賞の発表はぜひ公式サイトでご覧ください。

【コピックアワード公式サイト】
日本語ページ:https://copicaward.com/ja/
英語ページ :https://copicaward.com/

【コピックアワード公式SNSアカウント】
Xアカウント     : https://x.com/COPIC_AWARD
Instagramアカウント : https://www.instagram.com/copic_award/

審査会を振り返って - 審査会後インタビューより -






「世界中からすさまじい作品が集まった美術展に来た」
さや氏、げん氏の高い画力とユニークで親しみあふれる動画で人気を集める、YouTuberの「なつめさんち」。コンテストの審査依頼はお断りすることが多かったとのことですが「今までずっと使ってきたコピックにはお世話になっているので、頑張って参加してみようと思った」と今回参加いただいた理由を語っていただきました。
また、げん氏は、「世界中からすさまじい作品が集まった美術展に来た、という気持ちで今回参加しました。多彩な技法が使われた素晴らしい原画の数々を見れて楽しかったです」と審査会の感想を語っていただきました。

また、昨年に続き2年連続で審査員を務めた箭内道彦氏は、
「上位の作品はどれも素晴らしかったし、異論もないですが、審査員が違ってたら受賞作品は違ってると思います。でも、やっぱり絵っていうのはそれがいいんですよね。見る人が違ったらその評価というというか、好きな絵がみんな違うっていいじゃないですか。
世の中が多様性とか認め合おうとかいろいろ言うけど、その最前線にいるのが絵画。しかもその絵画も、世界中から集まってくる、プロでやれる人もいれば、絵を描き始めたばかりの人もいたり、久しぶりの人もいたり……それがもう眩しいです」
と、作品1点1点に向き合った審査員という立場ならではの、リスペクトと愛情が伝わるコメントを寄せていただきました。

各審査員によるインタビュー全文は、後日コピックアワード公式サイトにて公開予定です。

受賞作品紹介

グランプリ:orange氏 『ちいさなお客さん』
森のなかの温かく優しい世界を丁寧に描いた作品。木々からこぼれる柔らかく明るい光や、登場する動物たちのセリフが聞こえてきそうな描写は審査員も感嘆するほどで、原画審査の場においてより高い評価を受けました。長年コピックを愛用してきたという作者の熱意と、ピュアで温かな人柄が感じられます。

orange 氏 『ちいさなお客さん』

審査コメント(審査員敬称略)
この作品はコピックの絵に憧れた人が「こんな絵を描きたい」と突き進めていった結果、ここまでできるようになったのを表したような作品だと思います。柔らかい光に包まれて、女の子と動物が楽しそうに過ごす一場面には物語性があり、コピックで描く楽しさがしっかり伝わってきます。作者の個性も温かくにじみ出ていて、まさにコピックアワードのグランプリにぴったりな一枚だと思います。
(なつめさんち)

やはりこの作品には優しさを感じます。 見ていてワクワクしますし、「コピックでこんなに描けるんだ」と驚かされる部分もある。とても楽しくなる作品だと思います。
(真島 ヒロ)



準グランプリ:國安ユウキ氏『花葬』
國安ユウキ氏の『花葬』はコピックのアルコールマーカーやマルチライナーのほかアクリル絵の具なども使い、絵を描いてはレジンを重ねるという工程を何層も重ねて制作された作品。異なるレイヤーに描いたパーツを重ねて1枚の絵にするというレイヤー構造をアナログで再現した、過去に類をみない個性的な作品は審査会でも一際異色を放っていました。

國安ユウキ氏『花葬』

審査コメント
私たち自身もレジンを重ねる技法を試したことがありますが、本当に難しいんです。それをここまで色を綺麗にまとめつつ、透明感を保ったまま仕上げられているのは驚きでした。さらにコピックだけでなく、アクリル絵の具やラメといった異素材を組み合わせていて、近くで見ても引いて見てもずっと楽しめるという点でも素晴らしい作品です。
(なつめさんち)

審査会場で圧倒的に他の作品とは違う存在感を放っていました。他の作品と同じ土俵で腕試しをするという方法もある中で、この作品は別の場所に進んでいた。でもそれは違うところに行くために行ったのではなく、作者がやりたい事をグググッと突き詰めていった結果で、それがいいなと思いました。
(箭内 道彦)


準グランプリ:Daniel Luskin氏『An Abstract Sunset』
色彩計画も見事ながら、何より各モチーフに細かく描き込まれたラインアートや文字に目がいく。作者の個性と執念が光る力作で、審査会では描き込みの豊かさや、コピックのアルコールマーカーの発色を最大限活かした着彩に賞賛が送られました。

Daniel Luskin氏『An Abstract Sunset』

審査コメント
描き込みの豊かさに目を引かれました。原画で見ると、絵の中に文字が隠されていて、その遊び心も楽しめます。カラフルな色使いも多いのに、まとまりがあり、とても完成度の高い作品だと感じました。
(竹内 康彦)

コピックの魅力を最大限に活かしている作品だと思います。発色の良さを活かし、世界観をしっかり表現できている作品です。
(山口 裕子)

次世代アーティスト賞グランプリmoko氏『ひだまりの街

moko氏『ひだまりの街』

審査コメント
この作品は本当に見ていて楽しい作品だなと思いました。 パースなどの技術に縛られず自由に描けるこの時代の絵の魅力が存分に出ていて、とても素敵だと思います。
(真島 ヒロ)

審査の中で次世代グランプリをどう捉えるかという話もしました。若さを評価に入れる意見がある一方で、私は「大人には描けないものを描いている」作品にも魅力を感じます。この作品は、まさに今しか描けない絵であり、次世代アーティストとしての個性と可能性を強く感じさせる素晴らしい作品です。今後、この絵をどう大人の自分まで育てていけるか楽しみです。
(箭内 道彦)


竹内康彦 審査員賞:陳裕旻氏History ~ Biography of Mankind』

陳裕旻氏『History ~ Biography of Mankind』

審査コメント
一次審査の段階から「いい作品だな」と注目していました。本棚の中に馬と騎士を隠すという発想がとても面白く、そのアイデアを具現化するための工夫や調整がとても上手くいっていて違和感がありません。本棚の描写や騎士と馬の描き込みは非常に完成度が高く、とてもレベルの高い作品です。


なつめさんち 審査員賞:棘目るち氏『綺麗を見つけた』

棘目るち氏『綺麗を見つけた』

審査コメント
原画を見た瞬間に「この作品が選ばれないなんてそんなことあるか」と感じたほど素晴らしい一枚でした。アルコールマーカーのコピックの使い方が非常に巧みなことと、コピック アクレアの使い方も非常に効果的で、ひとつの画面に異なる世界観をくっきりと表現しながらも全体を美しくまとめている点には嫉妬すら覚えました。表情からも自信があふれていて、タイトル「綺麗を見つけた」にふさわしい存在感を放っています。まさに目を奪われ、魅了される作品でした。
(げん)

「憧れるコピック アルコールマーカーの使い方」と「憧れるアクレアの使い方」、その両方がひとつの作品に融合していてとても感動しました。模様やデザインも素晴らしく、画材の境界を感じさせない自由な表現はアナログならではの楽しさだと思います。私は不透明インクに対して少し苦手意識があるので、挑戦的な表現に憧れる一枚です。
(さや)


真島ヒロ 審査員賞:moco氏『めいろ』

moco氏『めいろ』

審査コメント
一次審査から選んでいた作品です。迷路になっていて「遊べる」という要素がとても魅力的だと感じました。絵で遊べるというのは本当に楽しいことで、その楽しさが作品からもしっかり伝わってきます。


箭内道彦 審査員賞:けいた氏『すし』



審査コメント
寿司が本当に美味しそうで、寿司の「感じ」がしっかり表現されているのが素晴らしいと思いました。イラストやアート、デザインにおいて「感じを出す」というのはとても大事なことです。この作品では、サーモン・マグロ・白身の違いや、シャリの感じまでが伝わってきて、「食べたい」と思わせる力がありました。原画を実際に見ていたら寿司屋さんに行きたくなるくらいです。絵の力は、その場の印象にとどまらず、見る人の行動まで変えてしまうもの。この作品はまさにその力を持っていると感じました。


山口裕子 審査員賞:Monet氏『chacha』

Monet氏『chacha』

審査コメント
まさに「シンプル・イズ・ベスト」という言葉がぴったりの作品です。オンライン審査の段階から惹かれていました。女の子の横顔を美人に描くのはとても難しいのです。色合いもとても素敵だし、こうした女の子を描けること自体がとても魅力的で素晴らしい作品だと思いました。


コピックアワード2025 応募要項

スケジュール
エントリー開始日:2025年4月1日(火)
応募期間    :2025年5月1日(木)~6月30日(月) 23:59(日本時間)
一次審査結果発表:2025年8月中
最終結果発表  :2025年11月中

応募方法
コピックアワード公式サイトよりエントリーを行い、作品募集期間中に作品の登録を行なってください。作品が応募規約に準じていると判断され次第、コピックアワード特設サイトの「応募作品」ページに掲載されます。

エントリー・審査料 
無料

作品について
(1)応募者の年齢、職業、国籍は問いません。
(2)テーマは自由です。
(3)制作にはコピック製品を必ず使用してください。ただし、画材の併用は可能です。
(4)作品の立体、平面は問いません。サイズはL420mm×W297mm×D300mm(A3サイズ)以内、
 重さ5kg以内で制作してください。縦横の規定はありません。
(5)これまでのコピックアワード、コンクール、公募展などで未発表の作品に限ります。
 (ただし、個展やSNSでの発表作品、コピックに関連する企業、または代理店の主催する公募展での発表作品は例外とし応募可能とします)
(6)作品は他者の著作権を侵害しないものとし、オリジナルのものに限ります。詳しい応募規約はコピックアワード公式サイトからご確認ください。

【コピックアワード公式サイト】
日本語ページ:https://copicaward.com/ja/
英語ページ :https://copicaward.com/

「コピック(COPIC)」について



コピックは「すべての人をクリエイティブに」をコンセプトにしたToo グループの画材ブランドです。カラーマーカーを中心に展開しており、用途を問わず世界70 カ国以上の地域で多くの方に愛用されています。
主要製品:コピックスケッチ、コピックチャオ、コピッククラシック、コピックマルチライナー、コピックインク、コピック アクレア




【会社概要】






社 名  株式会社トゥーマーカープロダクツ
所在地  東京都目黒区東山1-4-4 目黒東山ビル
代表者  代表取締役 社長 石井 剛太
設立年月 1989年10月6日
資本金  1,600万
事業内容 描画用マーカーの製造・販売 / 輸入代行業務 / デザイン材料、画材、額縁、額絵、額縁加工、建築模型材料、コミック制作材料、文具、雑貨、書籍の販売
URL:https://copic.jp/



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