
株式会社文響社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:山本周嗣)と全国農業協同組合連合会(所在地:東京都千代田区、以下 JA全農)は、小学生が「食べ物の循環」と「環境問題」を楽しく学べる啓発冊子『うんこドリル 食べ物のつながり』を共同制作いたしました。さらに、ブラウザゲーム『うんこでぐるぐる!エコファーム』も公開し、子どもたちが遊びを通じて「資源のリサイクル」と「命のつながり」を学べる仕組みを実現しました。
■ 冊子『うんこドリル 食べ物のつながり』について

本冊子は、「うんこ」を切り口に、食べ物と環境の深いつながりを学べる一冊です。物語は「うんこ先生」「うんこねこ」「うんこいぬ」が登場し、会話形式のストーリーとクイズを交えながら進んでいきます。たとえば「うんこをするのは人間だけか?」「家畜のうんこが地球にどんな影響を与えるのか?」といった問いかけを通じて、子どもたちの興味を自然に引き出します。

ページをめくると、家畜のうんこからメタンガスが発生し地球温暖化の一因になっていることや、その大量のうんこが実は堆肥やバイオマスエネルギーとして再利用されていることが、イラストや数値データを交えて紹介されています。牛や豚、鶏といった家畜の命は、うんこを出しながら成長し、そのうんこが畑を豊かにし、野菜や果物を育て、さらにその作物が再び家畜のえさになる――そんな「循環の仕組み」をわかりやすく描いています。
そして物語の最後には「いただきます」という言葉に込められた意味を改めて伝え、人が食べ物を通じて命をいただいて生きていることへの感謝を呼びかけます。ユーモラスで親しみやすい演出でありながら、環境や食の大切さをしっかりと学べる構成です。
JA全農では、本冊子を全国の小学校に配布するほか、イベントなどで活用していく予定です。
■ ゲーム『うんこでぐるぐる!エコファーム』について


冊子とあわせて楽しめるブラウザゲームも制作しました。プレイヤーは牛のうんこを肥料に変え、その肥料で牧草やとうもろこしを育て、それを牛に与えると牛乳ができ、うんこもまた生まれる――という「循環の仕組み」をゲーム内で体験できます。
肥料を畑に運んで牧草やとうもろこしを育て、その作物を牛に与えると牛乳をつくり、再びうんこが出る、というサイクルを繰り返すことでスコアが加算されます。遊び終えた後にも「楽しかった」だけでなく「環境や食とつながっている」という実感が残る設計になっています。
私たち文響社ではこれからも、子どもたちが健康で豊かな人生を送ることができるよう「生きていく上で大切な学び」を伝える事業を展開してまいります。
<参考URL>
うんこドリル公式
https://unkogakuen.com/
「うんこでぐるぐる!エコファーム」(ゲームはこちらからプレイできます)
https://world.unkogakuen.com/ja/
株式会社文響社
https://bunkyosha.com/
全国農業協同組合連合会(JA全農)
https://www.zennoh.or.jp/
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