加森観光株式会社（本社：北海道札幌市、代表取締役社長：加森 久丈）は、当社が運営する「ルスツリゾート」において、自然と共生する観光地経営を実現するための取り組みを集約したサステイナブル特設サイト「ルスツリゾート・ネイチャーリンク」を公開いたしました。
本サイトでは、IoTを活用した地下水・森林・雪の“見える化”や、地域の子どもたちと共に自然を観察する教育プログラム「水博士プロジェクト」など、未来へつなぐ活動を発信してまいります。
現地でのモニタリングの進捗、森林保全活動、地域連携の様子などをブログ形式で継続的に発信するとともに、環境活動の最新情報や学校・企業・行政との共同プロジェクトについても随時掲載予定です。
ルスツリゾート・ネイチャーリンクHP
https://rusutsu-sustainable.com/
ルスツリゾート・ネイチャーリンクHP
加森観光が目指す「観光のその先」
私たち加森観光は、これまでスキー・ゴルフ・アクティビティといったリゾートの魅力を発信してきました。しかし今、私たちはその「先」にある新しい価値づくりに挑戦しています。それは、自然を単なる観光資源として消費するのではなく、“未来世代とともに守り、育む資源”として再定義することです。
また、企業としてその責任を果たすべく、科学と教育、地域との連携による新しいリゾート経営モデルを打ち立ててまいります。
地域の子どもたちとともに観測する「水博士プロジェクト」
自然の知識と意識を未来へつなぐため、地域の小中学生や観光客が参加できる自然観察プログラム「水博士プロジェクト」を実施していきます。
湧水を調べたり、森の中で保水力のある林を観察したりと、子どもたちが「体験しながら学ぶ」ことを大切にしています。
次世代の“自然守り手”を地域から育てていく活動を行います。
第2回 水循環シンポジウムを2025年9月20日（土）に開催
本シンポジウムは、地域の自然資源である「水」と「森」を次世代へと引き継ぐため、企業・自治体・研究者・地域住民が集い、グリーンインフラを軸にした持続可能な社会の在り方を議論・共有するものです。これまで観光産業においては、自然環境の変化を定量的に捉える取り組みは限定的でした。しかしルスツでは、雨や地下水、森林の保水力といった“自然の営み”を継続的にモニタリングし、科学的データとして蓄積・公開する取り組みが進められています。
この実践は、大学や専門家と協力して実施されており、リゾートが自らの自然資源を守る責任を果たす新たなロールモデルを示すものです。
今後もこの知見を活かしながら、地域と共にある持続可能なリゾートづくりを目指してまいります。
翌21日（日）には、実際の調査エリアを巡るフィールドトリップも実施いたします。専門家とともに森や井戸、水源地を歩くことで、ルスツの自然の価値を肌で感じていただける機会となります。
概要
・名称：水循環シンポジウム in 留寿都 2025
・テーマ：～グリーンインフラでつなぐ「水」と「森」と「未来」～
・本会議：2025年9月20日（土） ※参加無料・事前登録制
・フィールドトリップ：2025年9月21日（日）9:00～11:30（先着30名）
・会場：ルスツリゾートホテル コンベンションホール
・主催：加森観光株式会社
・共催：NPO法人日本地質汚染審査機構、株式会社amenowa、RRT(株)
・後援：留寿都村
第2回 水循環シンポジウム
https://rusutsu-sustainable.com/symposium/
■ルスツリゾートについて
ルスツリゾートは、札幌市や新千歳空港から約90分、支笏洞爺国立公園に囲まれたオールシーズンリゾート。3つの山に広がる37コース、総滑走距離42km（約1,378エーカー）を有し、4基のゴンドラと14基のリフトを備えています。平均年間降雪量は約14m（約45フィート）に達し、良質なパウダースノーを楽しむことができます。ゲレンデからは美しい森林風景や洞爺湖・羊蹄山などの雄大な景色が望め、犬ぞりやスノーモービルなど多彩なスノーアクティビティも体験できます。
宿泊施設は「ルスツリゾートホテル＆コンベンション」「ウェスティン ルスツリゾート」の2つのホテルに加え、ログハウスやコテージもご用意。さらに2020年12月には、コンドミニアムスタイルのプレミアムホテル「The Vale Rusutsu」が新たに開業し、滞在スタイルに合わせたリゾートステイが可能になりました。
また、世界的なスキー観光のアワードである World Ski Awards において、2017年・2018年・2019年・2021年・2024年に「Japan’s Best Ski Resort」部門で最優秀賞を受賞。通算5冠は日本最多を誇ります。
「ルスツリゾート」公式サイト
https://rusutsu.com/
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
