株式会社アルダグラム(本社:東京都港区、代表取締役:長濱光、以下、アルダグラム)は、現場DXサービス「KANNA(カンナ)」が、デジタルサイネージを中心とした空間演出のソリューションを提供する株式会社クラウドポイント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:三浦嚴嗣、以下、クラウドポイント)に導入されたことをお知らせします。
KANNAの活用により、情報共有が効率化され、現場における関連業務時間を約50%削減しました。

課題と導入理由
【課題】クラウドポイントは、デジタルサイネージを中心とした空間演出の企画設計から施工、運用、保守までをワンストップで提供し、コンビニエンスストアや公共施設など全国25,000カ所以上の施工実績を持ちます。全国の協力会社と連携しながら複数現場を同時に管理する中で、情報共有の効率化と即時性が重要な課題となっていました。
従来は、図面や資料の共有はメール添付、現場写真は個人のメッセージアプリでやりとりするなど、情報がツールごとに点在。関係者間の連携に時間がかかり、必要な情報を探す手間や、報告作業の重複が発生していました。また、写真台帳の作成や図面の再送信といった手戻りも内勤業務の負担となっていました。

「西鉄福岡(天神)駅」内の巨大デジタルサイネージ
【導入理由】スマートフォンで情報を入力・共有・整理できる点からKANNAの導入を決定しました。誰でも扱えるシンプルなUIと、現場写真の自動整理、複数拠点間でのリアルタイム共有といった機能により、現場の状況をその場で記録・伝達し、社内でも俯瞰的に把握できる体制を構築できることが、KANNA導入の決め手となりました。
導入後の効果
KANNA導入後、これまでメールと電話で重複して行っていた報告・連絡業務が、チャット機能と図面への書き込み機能で完結するようになり、関連業務の時間が約50%削減されました。スポット案件での詳細なやり取りから、多店舗展開における多数の協力会社との一斉連絡まで、コミュニケーションの手段とスピードが大きく改善されました。

従来、修正指示のたびに図面を印刷・スキャン・再送信していた工程も、KANNA上での書き込みと即時共有で完結できるようになり、手戻りや作業ロスが大幅に減少しました。また、1案件あたり200枚を超えることもある現場写真や、形式の異なる図面も案件ごとにクラウド上で管理できるようになり、関係者全員がいつでも同じ情報にアクセスできる体制が整いました。スマートフォンアプリを活用することで、複数の現場を管理する担当者も、移動中などの隙間時間にも迅速な対応が可能となり、現場作業の流れ自体もスムーズになっています。
今後は、他部門や協力会社との連携にもKANNAを活用し、施工業務全体のデジタル化と品質向上をさらに進めていく方針です。
株式会社クラウドポイント
クラウドポイントでは、「スマートな生活空間の創造」をミッションとして掲げ、空間演出で培ったクリエイティブ力を背景に、デジタルサイネージの企画設計・設置・システム開発・コンテンツ制作・メンテナンスに至るまで、当社オリジナルの映像デバイスを組み合わせてワンストップでサービスを提供するデジタルサイネージプロデュース企業です。駅や公共施設、学校からオフィスまで25,000ヵ所58,000面以上(実績2024年8月、自社調べ)の豊富な納品実績を持っています。
(https://www.cloudpoint.co.jp/)
■現場DXサービス「KANNA」について
「KANNA(カンナ)」は、世界中のノンデスクワーク業界における現場の生産性向上を実現する「現場DXサービス」です。事務作業や移動時間、コミュニケーションの手間をカンナのように削り、作業の生産性を最大化します。Appストアでのアプリ評価は「4.3点」(5点満点)。ITツールに不慣れな方にもシンプルで使いやすい設計が特徴です。現場DXサービス「KANNA」は、世界中の現場を支えるプロジェクト管理アプリ「KANNAプロジェクト」、ペーパーレス化を推進するデジタル帳票アプリ「KANNAレポート」の2つのサービスを展開。
【KANNAプロジェクト】https://lp.kanna4u.com/
【KANNAレポート】https://lp.kanna4u.com/report/ ※2024年9月特許取得
株式会社アルダグラム
テクノロジーの力で、世界中のノンデスクワーク業界の生産性向上に取り組み、現場DXサービス「KANNA」を提供しています。2020年7月、プロジェクト管理アプリ「KANNAプロジェクト」をリリース。2022年5月に株式会社MonotaROと資本業務提携。2023年5月、パナソニック株式会社と資本提携を締結。「KANNA」は、国内外で70,000社が利用(2025年6月現在)。日本のみならず海外にも展開しており、東南アジア・欧米・インドなど世界100カ国以上に展開。日本語版に加え、英語版・タイ語版・スペイン語版・ベトナム語版・インドネシア語版の多言語対応をしています。また、2023年11月にはKANNAシリーズ第2弾としてデジタル帳票アプリ「KANNAレポート」の提供を開始。
【社名】株式会社アルダグラム
【所在地】東京都港区芝浦1丁目1-1 浜松町ビルディング11階
【海外拠点】タイ・バンコク
【代表者】長濱 光
【設立】2019年5月8日
【事業内容】ノンデスクワーク業界の生産性向上を実現するサービスの開発・提供
【URL】(日本語・英語・タイ語)https://aldagram.com/
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