2025年7月31日、株式会社フォーステック(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:竹村陽平、以下フォーステック)は、広島市(市長:松井一實)および協賛企業の株式会社ドリーム・アーツ(所在地:東京本社:東京都渋谷区、広島本社:広島県広島市、代表取締役社長:山本孝昭、以下 ドリーム・アーツ)と連携し、広島市中心部の街路ゴミ箱をIoTスマートゴミ箱「SmaGO(スマゴ)」へと全面的に刷新、既存2箇所を含む計8箇所16台の運用を開始しました。本プロジェクトは広島市被爆80周年事業の一環であり、ART BORN HIROSHIMA所属アーティストによる平和への願いを込めたアートをラッピング。街の美観を向上させるとともに、広島の地から国内外へ平和のメッセージを発信します。

設置セレモニーの様子(左から:フォーステック 岸 貴義、ドリーム・アーツ 吉村 厚司氏、アーティスト 大沼 寛明氏、ヒロマツホールディングス 中込 慎太郎氏、広島市 高山 豊司氏)
【本リリースのポイント】
- 被爆80周年を機に中心街の街路ゴミ箱をSmaGOヘと全面刷新(全8箇所16台)
- 〈CLEAN FOR PEACE〉プロジェクトと題して「ART BORN HIROSHIMA」所属アーティストによる平和を願うアートでSmaGOをラッピングし、街の美化と平和メッセージを同時に発信
- 広島市 × ドリーム・アーツ × フォーステックの公民連携で実現
〈CLEAN FOR PEACE〉プロジェクトについて
■概要2025年夏、広島は被爆80周年を迎え、国内外から多くの方々が訪れています。来訪者を「ゴミのないきれいなまち」でお迎えできるよう、広島市の被爆80周年記念事業の一環として当プロジェクトを始動、中心市街地の既存ゴミ箱をIoTスマートゴミ箱「SmaGO」(計16台)へと全面刷新しました。
自動圧縮機能を持ちゴミが溢れづらいSmaGOは街の美化に貢献すると共に、「ゴミを適切に捨てる」という一人ひとりの行動が、クリーンで快適な街づくり、ひいては他者を思いやる平和な社会の実現に繋がることを可視化します。
さらに、広島のアートプロジェクト「ART BORN HIROSHIMA」所属アーティストによる平和への願いを込めたアートのラッピングにより、ゴミを捨てる日常の行為を通じて、市民や来訪者に「平和への思い」を発信します。

合人社広島紙屋町ビル前に設置されたSmaGO

福屋南館前に設置されたSmaGO
■設置場所(全8箇所/計16台)
アサヒビール館前、福屋南館前、福屋八丁堀本店前、合人社広島紙屋町ビル前、信和広島ビル前、広島セブンビル前、広島三栄ビル前、中区役所前
■協働体制
広島市:被爆80周年事業実施
株式会社ドリーム・アーツ:協賛
ヒロマツホールディングス株式会社「ART BORN HIROSHIMA」:ラッピングデザイン制作
株式会社フォーステック:スマートゴミ箱ソリューションの提供
■株式会社ドリーム・アーツ協賛の背景
ドリーム・アーツは「協創」をミッションに、地域と共に価値を創ることを大切にしています。広島出身の代表の想いもあり、広島には特別なつながりがあります。広島第二本社を通じて地域との関係を深めてきた中で、今回の協賛は、平和の象徴である広島から、環境と未来へのメッセージを発信する取り組みです。「SmaGO」は街の美化だけでなく、人々の意識に働きかける存在として、社会課題への関心を高める役割を担っていると感じ、今回の協賛に至りました。
スマートゴミ箱「SmaGO(スマゴ)」 とは
SmaGOは、株式会社フォーステックが展開する、地球環境に配慮し開発されたIoTスマートゴミ箱です。太陽光で稼働してゴミを約5分の1に自動圧縮し、蓄積したゴミの量を通信機能で通知する機能を持ち、ゴミ回収業務を大幅に効率化することが可能です。また、ラッピングは自由にデザイン可能で、分別等の啓発や、協賛を募ることで運用コストを削減することができます。
IoTスマートゴミ箱SmaGOとは
ラッピングデザインについて
広島市中区のアートプロジェクト「ART BORN HIROSHIMA」所属アーティスト、大沼寛明氏による平和をテーマにしたアートがラッピングされています。平和や調和への願いが込められたデザインが、SmaGOの側面を彩ります。
大沼寛明氏による平和をテーマにしたラッピングデザイン
■作家コメント
「平和や調和への願いが込められた作品です。被爆80年経過して街も復興し、平和で活力のある都市に広島が変わっている様子を描き、子どもから大人までアートでハッピーになれるようにというメッセージが込められています。」
■作家情報

アーティスト 大沼 寛明氏
大沼寛明 / HIROAKI ONUMA
1988年福岡生まれ、栃木育ち。2008年目白デザイン専門学校ビジネス科卒業後、渡英。2016年セントラルセイントマーチンBA卒業後、オランダを拠点に国際的に活動。これまでに多様な文化の交わりを経験した事から、異なるスタイルの融合が現代を表現する方法であると確信。セントラルセイントマーチンで「Fusion Painting」プロジェクトを始動。オランダでは「モンスタープロジェクト」を展開し、抽象絵画にも挑戦。自由な創造と冒険の精神を結集した作品は、実験と融合のプロセスを反映している。
■ART BORN HIROSHIMAについて
ヒロマツホールディングス(所在地:広島県広島市中区、代表取締役会長兼CEO:松田哲也)が企画・運営する広島市中区のアートプロジェクト。現在、17名の所属アーティストがそれぞれアトリエを構え、創作活動を行っている。
公式サイト:https://www.artborn-hiroshima.net/
各社コメント

広島市 環境局長 高山 豊司氏
■広島市 環境局長 高山 豊司氏「本市では、被爆80周年を迎える今年、平和文化の振興に係る様々な記念事業を行っております。このスマートゴミ箱の設置も、「まちの姿を通した平和への願いの発信」として、その一つに位置付けられているものです。
スマートゴミ箱の機能により、ゴミの散乱防止や、収集回数の削減につながるだけでなく、アートラッピングにより、市民の皆さまや広島を訪れる方々がゴミ箱をふと目にしたとき、ゴミを捨てようとするときに、折に触れて平和へのメッセージを感じていただける、そんな広島らしい取組が実現しました。
御協賛をいただいた株式会社ドリーム・アーツ様、アートプロジェクトART BORN HIROSHIMAを通じて御協力をいただいたヒロマツホールディングス株式会社様、平和への願いを込めて美しい作品を描き下ろしてくださった大沼様、そして関係各社様との調整を担ってくださった株式会社フォーステック様に、心から感謝を申し上げます。」

ドリーム・アーツ 取締役 常務執行役員 広島拠点長 吉村 厚司氏
■株式会社ドリーム・アーツ 取締役 常務執行役員 広島拠点長 吉村 厚司氏「『SmaGO』は、街の美化だけでなく、人々の行動や意識に働きかける存在として、社会にポジティブな変化をもたらす力があると感じています。今回のプロジェクトが、広島の街に自然に溶け込み、日常の中で平和や環境への意識を育むきっかけとなることを願っています。ドリーム・アーツは、テクノロジーと人の力を融合させ、持続可能な社会の実現に向けて、これからも地域と共に歩んでまいります。こうした取り組みが、環境や社会課題に関心を持つ若い世代にも、私たちの姿勢を届ける機会となることを期待しています。」

フォーステック 代表取締役社長 竹村陽平
■株式会社フォーステック 代表取締役社長 竹村陽平「この度、被爆80周年という歴史的な節目に、国際平和文化都市・広島の街づくりに弊社のSmaGOを通じて貢献できることを、心より光栄に思います。SmaGOは単なるゴミ箱ではなく、街の景観を守り、人々の意識を変え、メッセージを発信するメディアです。広島市様、株式会社ドリーム・アーツ様、そして素晴らしいアートを提供くださったART BORN HIROSHIMAの皆様との協働で実現したこの取り組みが、国内外から訪れる多くの方々の心に届くことを願っております。私たちはこれからもテクノロジーの力で、持続可能で美しい社会の実現を目指して参ります。」
会社概要
■株式会社フォーステックについて「Smart action on the GO」(循環する力)をスローガンに、限りある自然資源を使い続けるのではなく、テクノロジーを「循環する力」に変えて新しい社会の形をつくっていく。それが、私たちフォーステックの存在価値です。
スマートゴミ箱「SmaGO」をはじめとするソリューションで、想いを共有するさまざまな方々と手を取り合いながら、持続可能な社会の実現を目指していきます。
会社名:株式会社フォーステック
設立 :2019年4月15日
所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi Oneタワー6階
代表者: 代表取締役 竹村 陽平
公式サイト:https://forcetec.jp
お問い合わせ
株式会社フォーステック 広報 緒方・森下電話: 03-3453-7140
Eメール: info@forcetec.jp
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