【転職ドラフト調査】ITエンジニアへの平均提示年収は5年間で147万円増。800万円以上の年収提示割合は4割を占め、5年前の約2.6倍に - PR TIMES|RBB TODAY
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【転職ドラフト調査】ITエンジニアへの平均提示年収は5年間で147万円増。800万円以上の年収提示割合は4割を占め、5年前の約2.6倍に

時代に求められるのは、習得の難しい技術やアプリ開発技術、マネジメント経験。ハイクラスエンジニアに次のキャリア機会を提供する「転職ドラフトスカウト ハイクラス回」を6月に開催

株式会社リブセンス(代表取締役社長:村上太一、本社:東京都港区、証券コード:6054)が運営する、ITエンジニアのキャリア形成を支援する『転職ドラフト』(URL:https://job-draft.jp/)は、企業から年収が提示されたスカウト(指名)が届く「転職ドラフトスカウト」の2020年から2024年までの5年間のデータを分析し、ITエンジニアの転職市場に関する調査結果を発表しました。



<トピックス>
・ITエンジニアへの平均提示年収は、5年間で147万円増。全体的な年収水準の向上が見られる
・年収800万円以上のスカウト(指名)の割合が5年間で約2.6倍に
・習得が難しい技術やアプリ開発技術の提示年収が上位に
・エンジニアリングマネージャーの経験があるエンジニアの提示年収が高い傾向
・フルリモートは依然多いが、出社とリモートワークのハイブリッド型を選択する企業が多数
・エンジニアが担うロールが多様化し、キャリアパスは複雑化


■ITエンジニアのキャリア形成を支援する転職ドラフトの最新調査レポート
転職ドラフトは、「年収も実力も磨ける仕事」に出会える、ITエンジニア限定の転職サービスです。ITエンジニアに対する専門性を活かし、キャリアにおける考え方や機会を提供することで、ITエンジニアのキャリア形成を支援してきました。

日本のITエンジニアの人数は増加を続けており、2023年には144.0万人を超えました。*1 
その一方で、ITエンジニアをはじめとしたIT人材の高い需要に供給が追いついておらず、2030年には最大79万人のIT人材不足が発生すると推定する調査もあります。*2

また近年のAIエージェントの進化は著しく、ディープテックの隆盛やDX動向など市場の変化も速いため、ITエンジニアに求められる技術やキャリアパスは日々変化し、複雑化してきています。

今回、転職ドラフトが保有する過去5年間のスカウトデータの分析を通して、企業がどんなエンジニアを求めているのかを調査しました。その結果、習得の難しい技術の経験やマネジメント経験があるエンジニアに対して高い年収を提示していることがわかりました。

*1:ヒューマンリソシア株式会社「2023年度版:データで見る世界のITエンジニアレポートvol.9」
*2:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」


【エンジニア転職市場の調査結果概要】

1. 平均提示年収は5年間で147万円増。全体的な年収水準が向上



転職ドラフトスカウトでのスカウト(指名)時における平均提示年収は、2020年1月時点の644万円から2024年12月時点では791万円へと大幅に上昇しました。
提示年収の中央値も同様に上昇しており、2020年1月時点の624万円から2024年12月時点では800万円に達しました。
この結果から、一部のハイクラスエンジニアだけでなく、エンジニア全体の年収水準が底上げされていることが示唆されます。

2. 年収800万円以上の指名の割合が5年間で約2.6倍に



提示年収帯別の指名数割合を見ると、800万円以上の提示年収の割合が2020年時点の16.1%から2024年時点では41.8%へと、約2.6倍に増加しました。
特に1,000万円以上の提示年収の割合の増加は顕著で、2020年に0.7%だったところ、2024年には8.4%に増加しています。
この結果から、企業がハイクラスエンジニアの採用に注力している傾向がうかがえます。

3. 習得が難しい技術やアプリ開発技術の提示年収が上位に



エンジニアのプロジェクト経験に紐づくプログラミング言語別の平均提示年収では、C++やScalaといった習得が難しい技術に加え、SwiftやKotlinなど需要が増加しているアプリ開発言語が上位にランクインしました。
これらの言語は、熟練したエンジニアが他の言語と比較して希少なことから、高い評価につながっていると考えられます。

4. エンジニアリングマネージャー経験があるエンジニアの提示年収が高い傾向



経験したことのあるロール別の平均提示年収では、エンジニアリングマネージャーの経験が最も高く、2024年には平均900万円に達しました。マネジメント経験のあるエンジニアへの高い需要がうかがえます。
また、プロダクトマネージャーやエンジニア採用/人事など、領域横断的な経験を持つエンジニアへのニーズも高まっています。

5. フルリモートは依然多いが、出社とリモートワークのハイブリッド型を選択する企業が多数



転職ドラフトスカウトに参加した企業のデータによると、週0日出社の企業の割合は2021年12月時点の60.1%から2025年5月時点では53.1%に減少していますが、依然として半数以上の企業が週0日出社を採用しており、リモートワークが定着している状況が見てとれます。
週2日または週3日の出社を求める企業の割合は、2021年12月に比べて増加傾向にあります。また「週○日出社」というルールは設けていなくても、月に1~2日程度の出社日を設ける企業もあるため、出社とリモートワークのハイブリッド型を選択する企業の割合が高いと言えます。

6. エンジニアが担うロールが多様化し、キャリアパスは複雑化



転職ドラフトに登録しているエンジニアの経験ロールを見ると、エンジニアリングマネージャーの登録人数の割合が高くなっています。
一方で、マネジメントを志向するキャリアパスだけでなく、機械学習エンジニアなど高い技術力を追求するエンジニアも増えており、最近ではStaff EngineerやIndividual Contributor(IC)といったマネジメントロールを担わないキャリアパスも注目されています。
企業が求めるポジションやロールごとに求められるスキルや経験は大きく異なるため、志向したいキャリアパスに応じたキャリア戦略を立てる必要があります。

ハイクラスエンジニア限定「第4回 転職ドラフトスカウト ハイクラス回」の開催決定

このような市場動向を踏まえて、転職ドラフトはハイクラスエンジニアのさらなるキャリアアップを支援するため、特別なイベント「第4回 転職ドラフトスカウト ハイクラス回」を開催します。

「第4回 転職ドラフトスカウト ハイクラス回」概要
受付期間:2025年6月5日(木)09:59 まで
開催期間:2025年6月6日(金)~2025年6月17日(火)
参加条件:
- エンジニア
- - 現年収1,000万円以上の方や、CTO等の役割を担った経験がある方など、運営の定める独自の審査基準を満たした方
- - 過去に転職ドラフトスカウトに参加した経験があり、1,000万円以上の指名を受けたことがある方
- 採用企業
- - 年収1,000万以上の提示ができるポジション・求人をお持ちの企業

参加方法:
- エンジニアの方は、以下のURLから参加登録ください
https://job-draft.jp/lp/special_market
- 企業の採用担当者の方は、以下のフォームからお問い合わせください
https://job-draft.jp/company_service_inquiry


引き続き、転職ドラフトでは、ITエンジニアのキャリア形成と企業のエンジニア採用を支援してまいります。



■『転職ドラフト』について(URL:https://job-draft.jp/



『転職ドラフト』は、「年収も実力も磨ける仕事」に出会える、ITエンジニア限定の転職サービスです。企業から直接指名がもらえる「転職ドラフトスカウト」、ITエンジニアキャリアのプロに相談できる「転職ドラフトエージェント」、ITエンジニアの人生の“選択”にフォーカスしたインタビューメディア『LIFE DRAFT』の運営などを通して、ITエンジニアのキャリア形成を包括的に支援しています。
2025年1月28日にリブランディングを行いました。詳細はプレスリリースにてご確認いただけます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000177.000015443.html


■ 株式会社リブセンスについて(URL:https://www.livesense.co.jp/



株式会社リブセンスは、「あたりまえを、発明しよう。」をコーポレートビジョンに掲げ、『マッハバイト』『転職会議』『転職ドラフト』『batonn(バトン)』『イエシル』などのサービスを展開しています。新しい“あたりまえ”の発明を通じて、より多くのお客様に、そして広く社会に必要とされる企業を目指しています。
・社名:株式会社リブセンス
・所在地:東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝10F
・設立:2006年2月8日
・資本金:237百万円
・代表者:代表取締役社長 村上 太一
・事業内容:インターネットメディア運営事業



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