教育現場向け生成AIプラットフォーム「スクールAI」、「スクールAI認定アドバイザー制度」を創設し、初回認定者を発表 - PR TIMES|RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

教育現場向け生成AIプラットフォーム「スクールAI」、「スクールAI認定アドバイザー制度」を創設し、初回認定者を発表

東京学芸大学、東北学院大学、玉川大学の教授など10名を認定




株式会社みんがく(本社:東京都新宿区、代表取締役:佐藤雄太、以下みんがく)は、展開する教育現場向け生成AIプラットフォーム「スクールAI」の実践的活用を全国に広げるため、「スクールAI認定アドバイザー制度」を創設しました。初回となる今回、全国の教育現場で先進的にスクールAIを活用する10名の教育関係者の皆様を「認定アドバイザー」として認定しました。

■「スクールAI」について

昨今、学力の二極化や価値観の多様化、育成環境の複雑化などを背景に、生徒一人ひとりに合わせた個別最適な対応へのニーズが高まっています。しかしこうしたニーズに応えるには、教員は従来以上にきめ細かな指導や対応が求められ、結果として長時間労働や人材不足といった問題が一層深刻化しています。
「スクールAI」は、こうした教育現場で起きている課題に対応するために開発した生成AIプラットフォームです。英作文の添削やテスト問題の作成、行事案内や保護者向けの報告書作成など、教育に特化した100種類以上のテンプレートを搭載し、専門的な知識がなくても、簡単に活用することができます。日々の業務を効率化しながら、生徒ごとに合わせたオーダーメイドな学びを可能にすることで、教育の質の向上に貢献します。

■「スクールAI 認定アドバイザー制度」について

「スクールAI」は、教育現場のさまざまな課題解決に貢献する生成AIプラットフォームですが、活用を進めるには、生成AI自体への理解や信頼の醸成が不可欠です。実際に、一般社団法人 教育AI活用協会が2025年3月に行った教育機関等への調査では、生成AIの教育活用に対し9割が関心を示した一方、導入を決定・検討しているとの回答は4割に留まりました。

こうした背景を踏まえ、スクールAIの実践的な活用に長けた教員や専門家を「スクールAI認定アドバイザー」として認定し、その知見や経験を広く共有いただく制度を新設しました。

認定対象は、文部科学省の「学校DX戦略アドバイザー」に選任されている方や、大学・研究機関に所属し、教育分野におけるDX推進に取り組んでいる方で、且つスクールAIの実践的な活用に優れた知見を有する方々です。審査を経て認定されたアドバイザーの皆様には、各地域や学校への導入支援、活用促進に向けた情報発信などを通じて、教育現場における生成AI活用の浸透を担っていただきます。

■初回認定者の皆様とコメント

本取り組みに賛同いただいた初回認定者の皆様をコメントと共にご紹介します。
※公開にご同意いただいた順にご紹介します。

東北学院大学 教授 稲垣 忠 様
スクールAIを使ってプロジェクト型学習(PBL)をデザインする「情報活用型PBLシミュレーター」「ルーブリック道場」「ファシリテーショントレーナー」などを開発しています。先生方の授業づくりの助っ人として活用いただいています。生成AIができることはどんどん進化していますが、授業・学びはどう変わっていくのか。先生方、子どもたちにどんなリテラシーが求められるのか。一緒に考えていきましょう。

東京学芸大学 准教授 鈴木 直樹 様
AIは、個別最適な学びと協働的な学びの両立を支える重要な技術です。スクールAIの導入は、教師の役割を代替するのではなく、教師の専門性を補完し、児童・生徒の学びをより深く豊かにする可能性を秘めています。私たちは、教育現場におけるAI活用が“便利”の先にある“意味ある学び”へとつながるよう、教育的視点からの設計と実践研究を重ねていくことが求められます。スクールAIが誰一人取り残さない包摂的な教育の実現に寄与することを期待しています。

札幌国際大学 准教授 安井 政樹 様
子どもたちが、日々の学校での学びの中で生成AIの利活用を学ぶことができるスクールAI。先生たちの分身として、学びを支えたり、悩み相談にのったり、部活のアドバイスをしたりと、カスタマイズできる良さがあります。教科学習はもちろん、探究学習のサポーターとしても子どもたちの学びを伴走します。 校務利用もでき、指導案作成補助やルーブリック作成、確認問題作成などの授業支援はもちろん、所見文の下書きから添削や修正までもカバーします。 個人情報保護や年齢制限などのご心配もスクールAIは解消してくれます。 生成AI活用の第一歩をスクールAIで初めてみませんか。出前授業や教員研修で、全国の学校をサポートいたします。

中部大学 准教授 樋口 万太郎 様
スクールAIに教育の新たな可能性を強く感じています。算数科を中心に、チャット型生成AIを活用したプロンプト設定や情報の差し込み機能により、主体的・対話的で深い学びを実現する授業づくりをサポートします。また、学習記録の可視化やフィードバック機能を通じて、学習者が自律した学習者へと成長できる環境を提供し、教員と児童生徒の双方が効果的に学び合える未来を築きます。

ヒロック初等中等部 初代学院長 蓑手 章吾 様
インターネットの登場で、知は公のものになりました。そして、生成AIの登場により、学びや成長、創造も公のものとなってきています。そんな中、学校や教育がもたらす価値や意義はなんでしょう。そんなことを考えながら、日々現場で子どもたちと新たな世界を探究しています。是非ご一緒に、新しい地図を描きましょう!

神戸情報大学院大学 学長 炭谷 俊樹 様
AIは人間の仕事を奪うという懸念もありますが、一方で人の創造性や可能性を引き出す強力なツールとして活用することができます。教育現場で生成AIの導入が進む中、リスクを回避しつつ、子どもたちの創造力を高めることが重要です。スクールAIは、教員と子どもたちが安全な環境で互いに刺激し合い、成長できるプラットフォームです。私は、探究型学習の知見や技術的な視点から、このプラットフォームが多くの教育現場で有効に活用され、教育の質を向上させることを願っており、何らかのお手伝いができればと思います。皆様と共に新しい学びの可能性を開いていけることを楽しみにしています。

東京学芸大学 教授 阿部 始子 様
これまでの英語教育では、教室空間で英語でやりとりをしたり、英語で書いたメッセージにすぐに返事をもらったりする機会は非常に限られていました。しかし、スクールAIを活用すれば、自分に一番合ったレベルやペースで、何度も繰り返し「自分の英語が通じた!」という成功体験を積み重ねることができます。また、その会話履歴や記入履歴を学習者が振り返ることで自律学習を促すツールとしても活用することができ、教師もそれぞれの学習者に適切なサポート体制を整えることができます。AIとの成功体験を通して自信を育み、実際に人を相手にしたコミュニケーションへとつないでいく新しい時代の英語学習ツールとして、スクールAIは大きな意味を持っていると思います。

青山学院大学 学習科学青山研究所 客員研究員 梅野 哲 様
学校での生成AI活用には、教師自身が「何のために使うのか」という目的を明確にし、「どのように使うのか」を子どもたちに適切に支援することが求められます。そうした中で、生成AIをうまく活用できている子どもたちは、AIを「協働相手」として捉え、思考を広げたり深めたりしながら、自ら必要な知識を主体的に獲得しています。このような「AIリテラシー」を育むには、教師による授業デザインの工夫が不可欠です。私は、教師の授業研究を支援し、対話を通して学びをデザインする「授業シミュレーターアプリ」を『スクールAI』のプラットフォームで開発しました。『スクールAI』の魅力は、目的に合ったプロンプトを事前に設定できる点にあります。教師・生徒の支援となるこのプラットフォームで、生成AIの教育活用をともに探究しましょう!

玉川大学 教授 濱田 英毅様
生成AIは、あなたにとって自転車や車のようなものです。一台あれば、どこにでも行くことが出来ます。ただし、その便利さを本当に享受するためには、子供の頃から交通ルール(リテラシー)を学び、上手に操縦するための方法を「実践と共に理解する」必要がありますよね。あなたは生成AIを「実践と共に理解する」ことが出来ていますか?
もし、上手な操縦方法を学びたいとお考えでしたら、研修の講師として私にご用命ください。生成AIを理解するには、機械としての特性を把握することも重要ですが、私はあえて「生成AIを人に例えてご説明」します。生成AIとどう向き合えばよいか、そして生成AIとの対話を続けるための原理・原則が納得できれば、「応用が利くノウハウ」が身につくでしょう。

スクールエージェント株式会社 代表取締役 田中 善将様
AIエージェントの考え方は、今は斬新ですが、いずれ教育界でも主軸になります。自動化された個別学習は、すでに驚異的な効果を生み始めています。
学び方を、子どもたちと先生方が一緒に考え文化形成するために、スクールAIは最適です。検索的利用だけではなく、情報を編集し、組み上げていく中で新たな気づきを得る、そんなチャンスを教室で増やす事につながります。 1番大切な先生方の『どう学ぶか』を仕掛ける時間も、働き方を変える中で捻出できるでしょう。
スクールAIを使いながらAIエージェント時代の学びを一緒に形作っていきましょう!

■創設者コメント-制度の新設にあたって

AIで教育を変えたい――そんな想いに共感してくださる方と、一緒に未来を創っていきたいと思っています。 『スクールAI』は、AIの力で教育現場の可能性を広げ、次世代の学びを支えるために生まれた仕組みです。 私は、この取り組みをただのツール提供ではなく、「教育の未来を本気で変える動き」だと捉えています。 現場に寄り添いながら、AIを活用し、より良い教育のかたちをつくっていく。 そんな想いに共感してくださる方に、ぜひ認定アドバイザーとしてご参加いただきたいのです。 AIと教育をつなぎ、未来をともに育てていく仲間として―― ぜひ力をお貸しください。

創設者 佐藤雄太 プロフィール


筑波大学を卒業し大手予備校に勤務した後、大手フランチャイズ塾を経営し最優秀オーナー賞を5年連続受賞。2021年、教育現場の課題解決を目指すEdTechカンパニー株式会社みんがくを設立し、オンライン自習室サービス「みんがく」や教育現場に特化した生成AI活用プラットフォーム「スクールAI」をリリース。教育機関向けのAI活用研修や東京学芸大学をはじめとする多数の機関との共同研究も行う。2024年には教育分野におけるAIの活用促進を目指す一般社団法人教育AI活用協会(AIUEO)を旗揚げし、日本最大級の教育×AIイベント「教育AIサミット」を主催するなど「生成AI×教育」をテーマに精力的に活動。
これまでに、Asia EdTech Summit(AES)第2回金賞、同・第4回銀賞、第20回(2023年度)日本e-Learning大賞・経済産業大臣賞など数多くの賞を受賞。



■株式会社みんがく

株式会社みんがくは、「次世代の教育のスタンダードを創る」をビジョンに掲げ、教育現場の課題にテクノロジーの力で応えることを使命とするEdTechカンパニーです。全国の教育者が協力して運営していた合同オンライン自習室サービスを母体に2021年に法人化しました。以来、教育サービスの開発、教育機関向けのコンサルティング・研修、教育メディアの運営など「教育×テクノロジー」を軸に幅広く事業を展開しています。現在は、生成AIを活用したプラットフォーム「スクールAI」の開発に注力。AIと教育現場をつなぐ実践的なソリューションの提供を通じて、教育現場の業務支援や個別最適な学びの実現を支えています。2025年1月には、さらなる開発推進・全国展開の本格化に向けて、株式会社サクシード(証券コード:東証グロース9256)との資本提携を発表しました。
URL:https://school-ai.mingaku.net/company/

* ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
page top