
海の安全確保と観光振興に向けた人材育成を推進
2025年10月12日
札幌国際大学
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202510126959-O6-D5bbFX2K】
札幌国際大学(所在地:札幌市清田区、学長:蔵満 保幸)と北海道ライフセービング協会(理事長:国見 将之)は、2025年8月1日(金)に包括連携協定を締結しました。
この協定を記念し、10月3日(金)10時より、本学2号館3階役員会議室にてセレモニーを開催しました。
背景
北海道には37の海水浴場が届け出されていますが、そのうちライフセーバーが配置されているのはわずか14%にとどまり、安全管理体制には大きな課題が残されています。こうした状況の中、北海道ライフセービング協会は行政や消防、海上保安庁などと連携し、水辺の安全確保を推進してきました。
札幌国際大学では、観光資源としての海水浴場の重要性に加え、競泳などで活躍してきた学生アスリートのセカンドキャリアとして「ライフセーバー」の普及が地域発展に寄与すると考え、協会との協力関係を深めてきました。
取り組みの経緯
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本学では2020年度より、北海道ライフセービング協会の協力のもと「インストラクター実習」を開講し、学生がライフセーバー資格を取得できる仕組みを整備。これまでに WaterSafety資格取得者57名、BasicLifeSaver資格取得者6名 を輩出してきました。資格を取得した学生は、石狩市・苫前町・羽幌町の海水浴場監視業務をはじめ、洞爺湖トライアスロンやアイアンマンみなみ北海道などの大会においても監視業務を担い、地域社会や観光振興を支える人材として活躍しています。
今後の展開
今回の包括連携協定により、以下の取り組みを強化してまいります。
・講師派遣による「インストラクター」授業の充実と資格取得人材の育成
・ジュニアライフセービング教室の共催による水辺の安全啓発
・本学水泳部との連携による選手のセカンドキャリア支援
・教育・文化・地域づくり・観光振興など幅広い分野における相互協力