ベトジェットとオックスフォード大学、2050年までのネットゼロ達成に向けたグローバル研究の初期成果を発表~グループ会社もオックスフォード大学と連携し、教育支援を強化~ - DreamNews|RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ベトジェットとオックスフォード大学、2050年までのネットゼロ達成に向けたグローバル研究の初期成果を発表~グループ会社もオックスフォード大学と連携し、教育支援を強化~



ベトナムのトー・ラム国家主席(左から3人目)とオックスフォード大学総長アイリーン・トレーシー教授(左から2人目)ご臨席の中、グエン・ティ・フオン・タオ会長(左端)とリナカ・カレッジの学長ニック・ブラウン博士(右端)が「オックスフォード・パイオニア奨学金制度」に関する合意書を交わす様子

(東京, 2025年10月30日) - ベトジェットとオックスフォード大学は、航空業界におけるネットゼロ達成に向けた研究プロジェクトの初期成果を発表しました。同時に、世界的な名門である同大学と、ソビコ・グループおよびベトジェットの会長であるグエン・ティ・フオン・タオ氏が共同で創設した、教育と科学研究を支援する制度「オックスフォード・パイオニア奨学金制度」を合わせて発表しました。これらの発表は、ベトナムのトー・ラム国家主席による英国公式訪問期間中に行われました。

現在ベトジェットは、日本とベトナムを結ぶ10の直行便をはじめ、アジア太平洋地域へネットワークを拡大しています。本取り組みは、航空会社としての持続可能性への揺るぎないコミットメントを示すと同時に、次世代の人材育成を支援する「オックスフォード・パイオニア奨学金制度」を通じ、世界の発展に寄与していくというグループ全体の目標を体現するものです。

オックスフォード大学とベトジェットは、マイルズ・アレン教授が責任者を務めるオックスフォード・ネットゼロを通じて連携し、CO2を地質学的に長期貯留することで排出量を実質相殺する革新的な航空燃料「Geological Balance Fuel (GBF)」に関する研究を進めています。初期研究では、このGBFが航空業界の2050年までのネットゼロ達成に向けた実現可能なソリューションとなりえることが示唆されました。

この画期的な技術の利点として、費用対効果の高さ、既存の燃料供給システムとの互換性、また現行のエネルギー・燃料産業へのコスト負担やオペレーション変更を最小限に抑えられる点が挙げられます。

ソビコ・グループおよびベトジェットの会長であるグエン・ティ・フオン・タオ氏は、「オックスフォード大学との連携を通じ、知識、技術、思いやりを結ぶグリーンイノベーションを推進できることを大変誇りに思います。ベトジェットは国際機関と共に、持続可能かつ人間性と豊かさを大切にした未来を次世代へつなぐ取り組みを続けてまいります。」と述べました。





ベトジェットのホ・ゴック・イェン・フォン副社長兼最高財務責任者(左端)と、オックスフォード・ネットゼロの責任者を務めるマイルズ・アレン教授(右端)が航空業界におけるグローバルなネットゼロ研究の成果を共有する様子

オックスフォード大学とグエン・ティ・フオン・タオ会長が共同で創設した「オックスフォード・パイオニア奨学金制度」には、合計で1,783万ポンド(約36億円)が共同拠出されており、そのうちグエン・ティ・フオン・タオ会長が1,370万ポンド(約27.6億円)を、オックスフォード大学が413万ポンド(約8.32億円)を各々で拠出しました。「オックスフォード・パイオニア奨学金制度」は優秀な学生および研究者に長期的な機会を提供することを目的としており、特にベトナム人研究者への支援を強化します。

今回の2つの発表は、航空分野の持続可能性に関する最先端研究と、国際的な奨学金による人材育成の推進という双方の共通ビジョンを示すものです。グエン・ティ・フオン・タオ会長主導のもと、テクノロジー、教育、国際的な協力体制を築くことで、航空業界のネットゼロ達成に向けた道を切り開くとともに、次世代のベトナム人研究者の育成に貢献していきます。


配信元企業:べトジェット・アビエーション・ジョイント・ストック・カンパニー
プレスリリース詳細へ
ドリームニューストップへ
page top