【調査結果】
◆今回、青汁の摂取実態と今後のニーズを探るべく、現在、直近6ケ月以上継続して青汁を摂取している20~60代の男女1,240人を対象にアンケート調査を実施した。
◆その結果、事前に40,000人を対象に行った調査では、現在青汁を摂取している人は10.7%となり、前回調査を行った2023年と比べると0.6pt低下しているが、男性40代および男性50代はそれぞれ前回出現率を上回る出現率を記録している。
◆次に、上記の40,000人から抽出した本調査対象者1,240人に青汁の摂取実態について尋ねた。その結果、青汁の役割については「野菜の代わり」や「普段の野菜摂取の補助」として摂取する人が2021年から年々伸長していることがわかった。
◆また、物価高騰の影響では、野菜不足だと感じる理由において「野菜の値段が高くて気軽に買えないから」が36.2%で前回調査時と比べて10.4pt増加している。また、野菜の値段が高くなったことで青汁を摂取するようになったと答えた人は13.9%で前回よりも0.9pt高い数値となった。
◆摂取ブランドでは、「大麦若葉 粉末100%(山本漢方製薬)」、「緑効青汁(アサヒ緑健)」、「ごくごく飲める 毎日1杯の青汁(伊藤園)」が摂取率でトップ3となった。特に、「ごくごく飲める 毎日1杯の青汁」では前回調査から認知度は11.0pt、摂取率は2.3pt増加している。
◆青汁の剤型としては、「粉末(個包装タイプ)」は74.0%となり、2019年と比較すると8.5pt減少している。一方、ドリンクタイプは年々出現率が増加しており、2019年と比較すると「ドリンク(ペットボトル)」 は9.0pt、「ドリンク(紙パック)」は4.8pt、「ドリンク(缶)」は4.4ptアップしている。従来、青汁は粉末タイプが主流であったが、近年はドリンクタイプの手軽さが支持されており、ドリンクユーザーが増加傾向にある。
◆青汁を選ぶ際に重視されている点の「機能性表示食品かどうか」の回答では、2025年は13.9%で、2019年と比較して3.9pt増加しており、青汁における機能性表示食品の需要が高まっている。また、「青汁に期待する健康効果」では、前回調査から「免疫力向上」が2.9pt、「疲労回復」は1.5pt増加しており、今後はこれらのヘルスクレームにおいて機能性表示食品としての需要の拡大が期待される。
◆当レポートでは、青汁ユーザーにおける野菜不足の実態や青汁の摂取実態、青汁の購入ポイント、今後期待する青汁のコンセプトなどを調査。さらに、性別、年代別に加えて「トライアルタイプ」、「不摂生タイプ」、「安心保険タイプ」、「ヘルシービューティタイプ」、「健康オタクタイプ」、「価格重視タイプ」の6つのクラスターでも分析し、今後の青汁の商品開発に役立つデータとしてまとめている。
【調査対象者】
直近6ケ月以上継続して青汁を摂取している20~60代の男女1,240人
【調査実査日】
2025年3月19日

<資料名>
2025年 青汁の摂取実態と今後のニーズ(第4弾)
-青汁は“手軽さ”と“機能性”で選ばれる時代へ-
URL:https://www.tpc-osaka.com/c/health/cr220250515
発刊日:2025年6月13日 頒価:462,000円(税込)
【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよびコンサルティング、調査資料の作成・販売
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