■調査概要
調査対象：10代～50代のABテスト経験者
回答数：38名
調査期間：2025年4月21日～2025年4月24日
調査方法：インターネット調査
調査会社：自社調べ
※年齢・性別の内訳は以下の通りです。
【質問】ABテストを実施する際の主な課題は何ですか？
ABテストの課題についてたずねたところ、「テストの計画」36.8%、「分析」31.6%、「実施」23.7%、「実行」7.9%という結果に。ABテストを実施する上での主な課題は、テストの初期段階である「計画」と、結果を意味のある改善に繋げるための「分析」に集中していることがわかりました。
【質問】ABテストを行うためのリソース（人員・時間・予算）は十分ですか？
「ABテストを行うためのリソース（人員・時間・予算）は十分ですか」という質問に対し、「はい」と回答した割合は55.3%、「いいえ」と回答した割合は44.7%となりました。この結果は、ABテストの実施において、リソースの確保が依然として重要な課題となっていることを示唆しています。
●ABテスト結果の記録方法（一部抜粋）
・パワーポイントなどで記録している。（20代/女性）
・ワードなどのソフトで記録している。（30代/無回答）
・データ管理ツールのCanbusを利用し記録しています。（40代/男性）
・施策一覧はスプレッドシート。詳細はパワーポイントにまとめている。（30代/女性）
・グーグルスプレットシート等に残し、そのデータをAIツールに入れてグラフ化している。（10代/男性）
・ABテストの結果は「Google Analytics」や「Excel」で記録し、コンバージョン率やクリック率を比較して整理しています。（40代/男性）
・Google AnalyticsやExcelを使って記録しています。特に、各バージョンのコンバージョン率やクリック率をグラフで可視化し、効果を比較しやすくしています。（30代/女性）
・ABテストの結果はExcelシートにまとめ、各テストの詳細なデータを含めています。定期的にレポートを作成しています。（40代/無回答）
・Googleスプレッドシートにテストの概要、結果、考察をまとめて記録している。また、過去のテスト結果と比較できるようにデータベース化している。（30代/女性）
●最も役立った分析ツール（一部抜粋）
・Qlik Sense（40代/男性）
・YouTubeアナリティクス。（40代/男性）
・Ptengineです。（20代/女性）
・どのツールも同じだと思うが、AB Tastyが使いやすかった。（30代/女性）
・Tableauが最も役立ちました。（40代/男性）
・分析ツールというよりは統合ツールですが SiTest。（50代/男性）
・KARTE（50代/男性）
・KAIZEN PLATFORM（50代/女性）
・Optimizely（20代/女性）
今回実施したアンケートによると、ABテストの実施において、多くの担当者が事前の計画段階と結果の分析段階に課題を抱えていることが明らかになりました。また、リソース不足も依然として課題であり、効率的なABテストの実施と、その効果を最大化するための環境整備が求められています。
ABテストの結果記録方法や分析ツールに関しては、手動管理に加え、専用ツールやBIツールの活用が進んでいますが、組織やチームによってその方法はさまざまです。より効果的なABテストを実現するには、目的に合ったツールの導入と、データに基づいた意思決定を支援する体制づくりが重要だといえるでしょう。
■株式会社APOLLO11とは
株式会社APOLLO11は2011年に創業し、SaaS事業や広告財務コンサルティングを展開。情報洪水に溺れている人をソフトウェアで助けられるよう、サブスクリプション型のソフトウェアを一人ひとりに提供しています。2016年よりデンマークのMouseflow社と業務提携を締結し、「Mouseflow」の国内販売代理店としてユーザー行動分析によるUX改善を支援。自社開発のABテストツール「APOLLO Optimize」やSEOツール「ikuseo」も提供し、ウェブサイトのコンバージョン率向上と検索エンジンでの表示順位向上をサポートしています。
■APOLLO11
名古屋本社：愛知県名古屋市昭和区桜山町5-99-6 桜山駅前ビル6F
東京オフィス：東京都目黒区自由が丘1丁目3-22自由が丘アッシュ201
代表取締役：吉丸彰
従業員数：15名
設立：2011/4/28
事業内容：Webコンサルティング事業（SEO/UI改善）
配信元企業：株式会社APOLLO11
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