一人の主婦の渾身の手記。
あの日以来、私の生活は狂ってしまった──
4年間、県が運営するテーマパークに
パートとして勤めていた「私」。
このまま勤務を続けることを希望していたにもかかわらず、
ある日届いたのは、突然の「不採用通知」だった。
理不尽な圧力に「私」は講義の声をあげたが、
その声は、「県」という巨大権力を前に、
ひそかにもみつぶされようとしていた……。
「人を雇うということは、
決して軽いことであってはならないのだ」
繰り返される、県との応酬。やがて明らかにされる、
パートタイマーの悪質な労働環境──
冷徹な目で県を弾劾し、資本主義社会において
「雇うこと」と「雇われること」とは
どういうことかを問いかける、魂のノンフィクション。

■書籍紹介
書 名 :人災 あるうつ病患者の告発
著 者 :深草カオル
定 価 : 1,296円(本体価格1,200円+税)
発行日: 2018年5月8日
判 型: 四六判、188頁
発行元:株式会社幻冬舎メディアコンサルティング
発売元:株式会社幻冬舎
ISBN : 9784344917224
■販売サイト
・Amazon ⇒ https://www.amazon.co.jp/dp/4344917227
・紀伊国屋書店ウェブストア ⇒ https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784344917224
・honto ⇒ https://honto.jp/netstore/pd-book_29064510.html