フリアン・アルバレスの心境に変化があったようだ。
バルセロナへの今夏の移籍は、実現しない可能性が高まっている。
スペインのラジオ局『カデナ・セール』は8月14日(日本時間)、番組『エル・ラルゲロ』で、「フリアン・アルバレスは現在、ロッカールームのチームメートに対して、自分が間違っていたことを隠さず認めている」と伝えた。
報道によると、アルバレスは移籍そのものではなく、そこに至るまでの自身の態度や発言の仕方が適切ではなかったと認めたとされている。
『カデナ・セール』のミゲル・マルティン・タラベラ記者は「フリアンはチームメートと話をし、自分のアトレティコのユニフォームに対する献身は揺るぎないと伝えた」と語った。さらに「アトレティコに残された期間が1年でも、3年でも、たとえ2日でも、クラブが何よりも優先だという意思を伝えた」と説明した。
アルバレスがこうした考えをチームメートに直接明かしたのは今回が初めてという点でも意味がある。
これまでバルセロナからの関心をめぐり、アトレティコが移籍を阻止した場合には、アルバレスが強硬な姿勢に出る可能性も指摘されていた。しかし、今回の発言によって、その可能性は大きく後退したとみられている。
タラベラ記者は「この発言によって、反抗的な行動に出る可能性は一気に消えた。フリアンはここ数時間の間にチームメートと話し、アトレティコへの献身が何よりも優先だと伝えた。特に、自身の態度や発言の仕方に問題があったことを認めた」と説明している。
もっとも、アルバレスがバルセロナへの移籍を完全に諦めたわけではない。
タラベラ記者も「これだけで、フリアンが朝起きたら突然、アトレティコを離れたくなくなったとは考えていない。実際にどうなるかは分からない」と釘を刺している。
バルセロナの関心は続いているものの、交渉は停滞している。時間が経つにつれ、アルバレス自身も今夏にバルセロナへ移籍するのは難しいと受け入れ始めたとみられている。
タラベラ記者は「フリアンは、自分がバルセロナへ移籍しないことを今では明確に理解している。少しずつ考えを改める方向に近づいていると思う。メトロポリターノ(アトレティコのホームスタジアム)で行われるシーズン序盤の試合で受ける可能性のある批判や、厳しい状況について考えているようだ」と語った。
バルセロナ移籍の可能性を完全に排除したわけではないものの、今夏に移籍が実現する可能性は低くなっている。アルバレスも現状を認識したのか、アトレティコに在籍する間はチームに尽くす意思をチームメートに明確にした。
アトレティコは今夏、ティアゴ・アルマダ(リーベル・プレート→)、イ・ガンイン(PSG→)、アレハンドロ・グリマルド(レバークーゼン→)を獲得したほか、クリスティアン・ロメロ(トッテナム→)の獲得にも合意したとされている。
アルバレスもアトレティコへの残留を見据え始めたようで、新戦力を加えたチームでどのようなパフォーマンスを見せるのか、今後の動向に注目が集まる。


(記事提供=OSEN)



