球場が一時騒然となった。
韓国プロ野球の試合中に観客が失神した。
8月4日、LGツインズ対SSGランダース戦が行われた。この日、SSGランダースの本拠地である仁川(インチョン)には猛暑警報が発令されていた。
ただし、試合中止の判断基準となる「猛暑重大警報」には至っていなかったため、試合は予定通り18時30分に開始となった。
とはいえ、厳しい暑さだったことに変わりはない。SSGのイ・スンヨン監督は、選手に自主トレーニングを指示するほどだった。
試合は終盤にもつれ込み、7回裏にはSSG、8回表にはLGがそれぞれ大量得点を挙げたため、9回表が始まる頃には22時を過ぎていた。

そして9回表開始前、球場が一時騒然となった。一塁側スタンドで異変が発生したため審判団が観客席へ向かうと、試合を観戦していた男性客が倒れていたのだ。
試合は一時中断となり、両軍選手も一旦ベンチへ。救急隊員が駆け付けて男性の容体を確認すると、しばらく立ち上がれなかったものの、救急隊員に付き添われて起き上がり、その後ストレッチャーで球場の外へ搬送された。
熱中症による体調不良が疑われており、倒れた際に階段から転落したとも伝えられている。幸い現在、容体は安定しており、病院へ搬送されたという。22時2分に中断した試合は、約10分後に再開された。
なお韓国野球委員会(KBO)は同日、猛暑時の試合運営基準を細分化したばかりだった。
最高体感気温33度以上が2日以上続くと予想される場合は「猛暑注意報」となり、試合は通常通り開催される。
ただし、最高体感気温35度以上が2日以上続くと予想される場合は「猛暑警報」となり、最大1時間まで試合開始を遅らせることが可能となる。

さらに、最高体感気温38度以上、または最高気温39度以上が予想される場合は「猛暑重大警報」が発令され、試合当日の13時までに中止を決定できるとしている。



