元NCTのマークが、南部連合旗の模様が入ったTシャツを着用したことで論争に巻き込まれた。
問題となったのは、人種差別や奴隷制擁護の象徴とされる南部連合旗の模様が入ったTシャツを着ていた点だ。
マークの所属事務所Upper Roomは6月23日、公式SNSを通じて長文の立場文を発表し、「最近公開された写真の中のヴィンテージTシャツにより、多くの方々に心配と不快感、失望をおかけした点を心よりお詫び申し上げる」と謝罪した。
論争となったTシャツには、アメリカ南北戦争当時、奴隷制の維持を掲げて結成された南部連合(Confederacy)を象徴する南部連合旗の模様が入っていた。
南部連合旗はアメリカ国内でも、人種差別や白人至上主義、極右思想の象徴として受け止められている。一部地域では、関連する模様の商品販売や展示が禁止されるほど、歴史的に敏感な意味を持つものだ。

Upper Room側は「該当の衣装は、単にヴィンテージ製品であるという理由で選ばれた」とし、「その後、象徴が持つ歴史的意味と敏感性を認識し、公式コンテンツでは露出しないよう措置したが、画像が外部に共有されたことで論争が発生した」と説明した。
続けて、「意図とは関係なく、より慎重であるべきだった」とし、「今回のミスに対する責任を痛感している。Upper Roomとアーティストは、人種差別と憎悪、差別、そしていかなる形の排斥や偏狭さにも断固として反対する」と表明。「傷つき、失望されたすべての方々に深くお詫び申し上げる」と頭を下げた。
再発防止も約束した。所属事務所は「今回の件をきっかけに、衣装選定とコンテンツ検収の手続きを強化する」とし、「コミュニティから寄せられた懸念と批判を重く受け止め、今後さらに責任感を持って行動する」と明らかにした。

今回の論争は、マークが南部連合旗の模様が入ったTシャツを着て撮影した写真が、オンラインを通じて拡散されたことで浮上した。特にアメリカやヨーロッパなどの海外ファンの間で問題視する声が相次ぎ、グローバルファンコミュニティを中心に批判世論が高まった。
なお、マークは今年4月、SMエンターテインメントとの専属契約終了とともにNCTを脱退し、1人企画会社Upper Roomを設立して独自活動に乗り出している。
◇マーク プロフィール
1999年8月2日生まれ。韓国系カナダ人で本名はマーク・リー、韓国名はイ・ミンヒョン。2012年、マークが中学校2年生の時にバンクーバーで行われたSMエンターテインメントのオーディションに合格。当時は、カナダに住みながら長期休みのたびに韓国に行き練習生としての生活を過ごした。その後、マークが中学校3年生になるタイミングで家族で逆移民した。2016年、NCT 127のメンバーとしてデビューし、NCT U、NCT DREAM、SuperMでも活動。2017年にはラップがうまい高校生を集めたサバイバル番組『高等ラッパー』(原題)にも出演した。2026年4月3日にSMとの専属契約を終了し、4月8日付でグループを脱退。



