女優ハヨンの騒動が日本でも報じられた。
ただ、その報じ方に韓国の大学教授が苦言を呈している。
日本メディア『JBpress』は8月12日、「なぜ韓国は親日派の子孫を許さないのか」という趣旨のコラムを掲載。韓国で最近騒がれているハヨン(本名アン・ハヨン)の曽祖父アン・サンホ氏をめぐる親日疑惑と、それを受けてハヨンに向けられた批判について詳しく取り上げた。
このコラムでは、韓国の芸能界には古くから「親日派の子孫」という烙印があるとしている。そのうえで、ハヨン本人が会ったことすらない曽祖父の過去の行為が問題視されている点について、「理屈に合わない感がある」と指摘している。

また、フジテレビの客員解説委員で甲南女子大学の鴨下ひろみ教授も別のコラムで、「韓国には『独立運動をすれば三代が滅び、親日をすれば三代が栄える』という言葉がある」と紹介。
過去を忘れないことは重要だとしながらも、曽祖父をめぐる疑惑を理由に、ハヨンが出演している広告まで非公開にしたことについては、現代版の「連座制」だと批判した。
これに対し、韓国・誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授は、日本メディアからの問題提起に真っ向から反論。SNSに長文を投稿し、「日本メディアにこのような批判をする資格があるのか。強制動員に関する歴史を歪曲し、ユネスコ世界遺産に登録した国はどこですか」と問いかけた。

さらに、「日本軍“慰安婦”被害者のおばあさんたちに、心からの謝罪と賠償をきちんとしましたか。大韓民国の独島を、いまだに自国の領土だと無理な主張を続けている国が日本だ」と続けている。
ソ教授は、ハヨン本人がどこまで責任を問われるべきなのかを論じるのではなく、過去の歴史問題を解決していない日本メディアに、韓国の歴史認識を論じる資格があるのかという点を問題視している。
日本メディアがハヨンへの批判を「親日派の子孫」に対するレッテル貼りと捉えたのに対し、ソ教授は、日本こそ自国の歴史歪曲や過去の歴史問題に向き合うべきだと反論した。
そして、「日本メディアは、自ら正しい歴史認識を持って行動してから、他国を批判すべきだ」と強く批判した。



