デビュー28年目にして初主演を務め、“奇跡の主人公”と呼ばれた俳優の故パン・ヨンジンさんが、この世を去ってから11年が経った。
パン・ヨンジンさんは2015年6月22日、京畿(キョンギ)道高陽(コヤン)市にある自宅の庭に駐車していた車の中で亡くなっているのが発見された。享年57歳だった。
生前、パン・ヨンジンさんが知人に送ったメッセージには、「人生はむなしい。生きていても希望が見えない。死のうとしているのに、それすらうまくいかない」といった内容が記されており、多くの人々を悲しませた。
警察は、故人が生活苦を悲観し、うつ病を患っていたという遺族の証言をもとに詳しい経緯を調査した。また、亡くなる5カ月前には大量の睡眠薬を服用していたことも明らかになり、痛ましさを残した。

1978年にデビューしたパン・ヨンジンさんは、2006年にソ・ミョンス監督のインディペンデント映画『蝶モグラ』(原題)で主演に抜てきされた。デビューから28年目でつかんだ初主演作だったことから、“奇跡の主人公”として大きな注目を集めた。
しかし、その後は生活苦とうつ病に苦しみ、57歳の若さでこの世を去った。遅咲きの俳優として夢をつかんだだけに、その早すぎる死は多くの人々に衝撃を与えた。
(記事提供=OSEN)



