『キム秘書はいったい、なぜ?』などで知られる女優ファン・ボラが、賛否を呼んでいる。
2歳になった息子の“しつけ”をめぐる議論だ。
ファン・ボラは6月9日、個人YouTubeチャンネル「ボラエティ」に「叫んで、寝転んで…福岡を焦土化させたファン・ボラの息子。日本旅行絶望編、リアル育児Vlog」というタイトルの動画を公開した。
公開された動画には、ファン・ボラが家族と福岡旅行に行ってきた様子が収められていた。
日本で迷惑行為
動画でファン・ボラは、息子ウインくんの2歳の誕生日を記念し、実母の誕生日に合わせて両親を連れ、家族旅行に出かけた。
ファン・ボラの夫である所属事務所WALKHOUSE COMPANYのキム・ヨンフン代表が計画を立て、ファン・ボラの両親と息子を含めた5人家族の団らんな旅行だった。

福岡へ向かう飛行機で息子はぐっすり眠り、順調な旅行を期待させた。
しかし、本格的に旅行が始まると状況は一変した。ウインくんのぐずりが始まったのだ。名所である地獄温泉に続き、レンタカーに乗って間近で動物を見られるというアフリカンサファリツアーまで、旅程が続くなか、疲れた息子が車内で十分に昼寝できなかったようで、目を覚ましたときから「いや、いや」と駄々をこね始めた。
特に、息子のために準備したサファリツアーで、ウインくんのぐずりは頂点に達した。土産物店のコーナーで、さまざまな動物のぬいぐるみを見て、欲しいという気持ちが爆発したのだ。
ファン・ボラは「これ買ってあげる?買ってあげる?」と買ってあげるかのように振る舞ったが、子供が駄々をこね始めると、「一つもダメ」「出よう」と声を上げ、子供を落ち着かせようとした。
ついには、ウインくんは店の床に寝転がり、大声で泣きながら手足をばたつかせることも。たった一人の孫を不憫に思った実母は、「一つだけ買ってあげなさい」とファン・ボラをたしなめながら孫をなだめた。
子供が駄々をこね続け、泣きやむ気配がないと、結局ファン・ボラの母親が孫を抱いて店を出て、ファン・ボラがウインくんの欲しがっていたワニのぬいぐるみを購入した。

息子が泣き騒ぐ状況になったため、ファン・ボラは土産物店にいた店員と客に申し訳ないと謝罪したことまで明かした。しかし結局、店を出て泣きやんだウインくんに欲しがっていたぬいぐるみを渡し、事態は一段落した。
ファン・ボラはウインくんに「一つだけプレゼントとしてあげるんだよ」と、駄々をこねたり泣いたりしてはいけない状況を説明したが、息子はわかったというように返事をしながらも、ぬいぐるみばかり見ていた。
これを見た多くの視聴者が、ファン・ボラのしつけ方に疑問を示した。結局、子供にとっては「泣いて駄々をこねれば欲しいものが手に入る」という経験になりかねない状況だったからだ。
騒ぎが起きるまで言葉で注意するだけで、すぐに店の外へ連れ出すなどの対応がなかったことにも指摘が相次いだ。周囲の迷惑にならないよう、まずその場を離れてから落ち着かせるべきだったという声も多かった。
また、買ってあげるかのようにぬいぐるみを触り、子供の意思まで聞いておきながら、最後にはダメだと言う矛盾した状況への疑問も提起された。
もちろん、動画にすべての状況が映っていたわけではないが、子供に対して、泣いて駄々をこねたからぬいぐるみはダメだと言ったのであれば、口にした言葉は必ず守るべきだったという批判も出た。そのため、散々泣いて駄々をこねた末に、結局ぬいぐるみを手に入れた状況への懸念が最も大きく提起された。
さらに、子供をめぐって衝突するファン・ボラと母親の状況が、懸念を深めた。高齢で腰が悪いにもかかわらず、ファン・ボラの母親は旅行動画のなかで、たびたびウインくんをおんぶしてなだめた。
一人だけの孫をかわいがる実母の姿に、ファン・ボラは感謝しつつも母親を止めた。彼女は「おんぶするのはダメ。ママ、そうしないことにしたでしょう。ママの気持ちはわかるけど、ウインが立派な人にならなきゃいけないでしょう」と強調した。

しかし母親は「少しおんぶしたからといって、子供が立派な人にならないのか」と、むしろファン・ボラをたしなめた。結局ウインくんは、母親や父親からダメだと言われるたびに、祖母のもとへ走って行き、ねだる姿を見せた。夕食の時間を前にお菓子を欲しがるウインくんに父親までダメだと指摘したが、ウインくんは祖母にお菓子をくれとねだった。
これに対し、動画を見た視聴者のコメントには、ファン・ボラのしつけ方に対する批判が噴出した。
「映像にすべてが収められているわけではないだろうが、しつけ方が間違っているように見える」「ダメなものは、どれだけ泣いて駄々をこねても最後まで守ってほしい」「誕生日プレゼントとしては、ご両親2人だけを旅行に行かせてあげるのが正しかったように思う」「ウインは結局、泣いて駄々をこねれば望むものを得られるということだけを学んだ」といった反応が相次いだ。
他にも、「おじいちゃん、おばあちゃんはどうか子供の親の育て方に従ってほしい。親がダメだと言うときに祖父母がいいと言えば、子供は混乱する」「泣いたらすぐに連れて出なさい。泣いたらすべてが中断されるということを知るべきだ」「子供がまるで殿様だ。しつけができるまでは、ママとパパだけで出かけるべきでは」といった声もあった。
動画内でファン・ボラが「しつけに本気モード」と強調していたこともあり、息子を正しく育てようとする姿勢そのものが、かえって視聴者の目を引いた格好だ。
カメラを回す前に、高齢の実母ではなく、母親であるファン・ボラ自身がもう少し早く対応していたら、受け止め方も変わっていたかもしれない。
「しつけに本気」と語っていただけに、結果的に甘く見えた対応に、視聴者の批判が集まっている。
(記事提供=OSEN)
◇ファン・ボラ プロフィール
1983年10月2日生まれ。釜山出身。2003年にSBSの10期公開採用タレントとしてデビュー。ドラマ『マイガール』(05)、『ラブレイン』(12)、『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』(17)、『キム秘書はいったい、なぜ?』(18)、『ハイエナ-弁護士たちの生存ゲーム』(20)などに出演。プライベートでは10年交際した俳優キム・ヨンゴンの息子でハ・ジョンウの弟キム・ヨンフンと2022年11月6日に結婚し、翌年11月に人工授精による妊娠を発表。2024年5月23日に男児を出産した。
■【写真】「30分も待たされ、料理も生臭かった」日本での食事を韓国女優が酷評



